一度の人生、一人しかいない自分。妊活コンシェルジュ「famione」イベントレポート

famioneイベントレポート

最適な妊活をLINEでサポートする妊活コンシェルジュサービス「famione」を運営している株式会社ファミワンが、10月19日に“未来の自分についてちょっと真剣に考える”をコンセプトにしたイベント「ミライFes’2019」を開催しました。
今回のテーマは「20代のリアル」。イベントでは20代女性、または「20代女性のリアル」に興味のある参加者を迎え、カラダ、恋愛、キャリアなどの話題について、各専門分野の方によるセミナーが行われました。

今回は当日の模様をレポートしていきます!

現代は月経の回数が増えている!

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第1部は、「大人の保健室」。このコーナーでは、全国各地で性教育セミナーを実施し、人工妊娠中絶や性感染の予防に取り組んでいる産婦人科医・北村邦夫先生が講師として登壇されました。

一生向き合うカラダのことなのに、多くの人は保健の授業で少し学んだきり。更には、実際にカラダのことで悩んだ時にはすっかり内容を忘れてしまっている…なんてこともあるでしょう。今回、北村先生は30 代になる前に知っておきたい月経のしくみや婦人科疾患、ピルの活用や性病予防について詳しく解説してくれました。

とりわけ印象的だったのは、北村先生から参加者に問いかけられた「おおむね毎月、月経がくり返されることが健康の証である。YESかNOか」という質問。これには多くの参加者がYESに手を挙げていました。

みなさんも「月経は健康のバロメーター」だという言葉をどこかで聞いたこともあるのではないでしょうか。しかし北村先生は、私たちが“社会性”を持った人として自分の生き方を選び取ることができることを前提とした上で「月経がくり返されるということは、“動物性”を持った女性たちにとっては極めて不自然なことなんです」と語りました。

人生の選択肢が増え、必ずしも出産を経験する女性ばかりではなくなった現代。昔の女性は生涯の月経回数が50回だったのに対して、現代の女性はなんと450回だそうです。

北村先生は、出産率の低下によって排卵・月経がくり返し起こることで卵巣癌や、子宮内膜症の発症率が高くなっているという研究データを提示。また30%の女性が月経痛に悩んでいるという現状も。

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北村先生は、そんな状況の中で女性活躍をどうやって実現するかと問題提起した上で、1つの材料として「経口避妊薬(ピル)」を紹介。ピルを服用することで月経前後の苦痛を減らし、病気や望まない妊娠を防ぐことで、女性が自分のライフプランを実現し、活躍していく可能性を示してくれました。

良い自分もダメな自分も好きになる

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第2部は、「出会いの科学室」。こちらのコーナーでは、理想のパートナーを引き寄せる、外見・マインド作りのプロフェッショナルとして、これまで8,000名以上の女性に婚活コンサルサポートを行ってきた澤口珠子先生が登壇しました。

自身も20代の頃から婚活に励んでいたという澤口先生。実は、37歳の時にマッチングアプリを使い、なんと90日間で104人の男性と1対1でデートをしたのだとか!この信じられない数字には会場からどよめきが起こりました。

更に、澤口先生は「東京に住んでいて「出会いがない」なんて怠けている!(笑)」と語り、婚活成功に最も必須なポイントとして“マインド”、その次に外見やコミュニケーションなどの“テクニック”、そして“出会いの数”と紹介。

そして「もし30人の男性と1対1デートしても結婚に至らない場合、あなたのマインドに原因があります。自分なりに頑張って1年以上婚活にしていてもなかなか恋愛に発展しない、彼氏ができないという方もマインドに原因がある可能性が高いです。マインドに原因がある方は、何が原因かというと“自己肯定感”が低いからです」と、ここで最も重要な指摘が挙げられました。

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ここで澤口先生は参加者に向けて、簡単なワークを提案。

それは、目を瞑って理想の自分を思い浮かべ、その理想の自分が100点だったとしたら今の自分は何点ですか?という問いです。澤口先生は、今現在の自分が引き寄せられる男性のレベルは、その点数の人たちであり、つまり30点と思っていたら、30点の男しか寄ってこないという持論を展開。

そして、最後には「自分の望むパートナーシップを自分の望むパートナーと築きたかったら、皆さんが100点満点になる必要があるんです。それが自己肯定感です。自己肯定感を上げるためには、まずは自己受容感。自分を容認する力を養わなければいけません。なので、まずはどんな自分でもOK!良い自分もダメな自分も好きになるマインドを作っていく必要があります」と参加者に力強く訴えかけてくれました。