体の相性の前に心の相性を見ようよ

心の相性がいいカップルの画像 Scott Broome

ワンナイト後の気持ちの変化は食い止められないということを自覚した上で、我々はどんな基準でセックスする相手を選べばいいのか…。

「セックスは付き合ってからしろ!」というのが、なんだかんだで自分のメンタルを守る上で一番安全ではあります。
まず、付き合っていない人とのセックスで傷つきがちな、豆腐メンタルの自覚がある人は付き合う前にベッドインしない方が良いと思います。

そして、「フリーな状態だけど、たまにはセックスしたい!」という人は、せめて自分の意思でする相手を選びましょう。
「男性とサシ飲みをしていたら、ホテルに誘われて…」という経験をしたことがある女性も多いと思いますが、お互い良い雰囲気になって、自然になだれ込むのであれば問題ありません。
ただ、まだ心からOKの気持ちになっていないのに、グイグイくる男性に押し切られ、「とりあえず寝てみたら、意外と相性合うかもしれないし…」「奢ってもらったから断るのも申し訳ないし…」なんて気持ちでベッドインしてもだいたいは気持ちよくなれないですし、後で後悔します。

 体の相性以前に、相手と心の相性が合わなければ心から気持ちよくはなれません。どんなに必死に口説かれても、「ちょっとな…」と不安になる要素があったら、それは抱かれた後に確信に変わります。その気になれない相手には「今日は帰ります」と言える勇気を持ちましょう。

「この人とならどんな結果になってもいい」と思う相手に飛び込め

このように「言い寄られて流されて…」という受動的な姿勢ではなく、主体性を持って「私はこの人としたい!」と思った人とすることが大事です。
ついつい流されてセックスしてしまう人に限って相手に変に期待したり、責めたりしがち。選ばれることより、自分から選ぶ意思を持ちましょう。

セックス後、自分にどんな気持ちの変化が起きるのかは未知数ですし、相手が自分にどんな気持ちを抱いてくれるのかも未知数です。もしかしたら傷つく結果になるかもしれません。
でも、「この人とならどんな結果になってもいい!」と思うぐらい惹かれた相手ならば、そのまま飛び込んでしまって良いと私は思います。

要点としてはこちら。

・ワンナイト後は「がっかり」か「好きになりすぎる」かで二極化する。
・セックスするたびに、必ずお互いの気持ちの変化が起こるということを自覚する。
・流されてするのはNG。受動的になるより、主体的になれ。
・強く口説いてきた相手ではなく、惹かれた相手としなさい。

以上が「女性がワンナイトをする前に考えてほしいこと」でした。

Text/りのこ
初出:2018.07.12