帰り際のハグやキスは“チャラ男”認定
さて、話はいよいよ大詰め『一軒目の後』へ。
一軒目が無事に盛り上がって、もう少し一緒に居たい。そんなときに二軒目へ誘うコツとしては、「一杯だけ」「終電に間に合うまで」など“女性を帰す意思”を暗に示して安心感を与えること。このとき「一杯だけお願い!」など下手に出ると、女性は母性本能をくすぐられて応じやすくなるそうです。
ほかに「一軒目は食事だけにして、『デザートを食べに行こう』と提案する」というスマートなテクニックも披露。これには場内のオクテ男子からも感嘆の声が漏れました。
そして初回デートでいちばん気を付けたいタイミングとして挙げられたのが、別れ際。
「別れ際は人格を表すので、ダラダラしないこと。食事をした最寄り駅まで送ってサクッと別れるけれど、最後まで見送っているというのがいいですね」と絵音さん。最後に誠実さを印象付けると「また会いたい」「付き合いたい」と思わせることができるのだとか。
逆に、ハグやキスをしてしまうと“チャラ男”認定され、女性は一気に警戒心を抱くのでご注意を。
また、帰宅後デートの余韻が残る当日のうちに男性側からLINEを送るのは、欠かせない押しの一手。
「女性にとって連絡はコミュニケーションなんです。愛されている感が出てくるところなので、頻度をマメにすることが大事です」と、アフターケアの大切さを訴えてイベントは終了となりました。
絵音さん曰く「初回デートで女性が見ているのは、“自分のことをどう考えているのか”などの内容面です」。
つまりは押し引きのタイミングを図ったスマートなエスコートがポイントになるようす。「もしこの人と付き合ったら……」をイメージしやすくなる初デートだからこそ、誠実さを伴った口説き方が大切なんですね。
Text/千葉こころ