ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、男性からの長電話に首を傾げている女性って誰?」
担当編集I嬢:「時間を奪うことで浮気を防止してるんですかね?」
今週のテーマは「男性の長電話」です。ポイントは「男性の」って部分。
一般的には、長電話って女性がするものというイメージが強いかと。私たち女性はお喋りが大好きですからね。原始時代、男性は狩猟を、女性は木の実採集を担当していました。獲物に気付かれぬよう沈黙必至の狩猟と違い、木の実採集はお喋りしながら手を動かすことが可能。その遺伝子を受け継いでいるからなのでしょう。
ベル博士が電話を発明して以降の現代女性たちも、原始時代の女性たちと同様、まぁよく喋ります。男性とだけでなく、女友達と夜な夜な電話で長話している女性も少なくないでしょう。
一方で男性は、先にも述べた通り、沈黙必至の原始人遺伝子を受け継いでいるはずですから、長々と電話することは好まないはずです。しかし世の中広いもので、長電話男性もごく少数ではありますが存在します。
具体例を挙げましょう。ミカコちゃんの知り合いに、ドライバー業をしている男性がおりまして。彼がお付き合いしているカノジョさんは在宅ワーカーなのですが、朝8時の乗車から夕方17時までの退勤まで、ケータイの無料通話プランでずっとカノジョさんと喋っているとのこと。しかも毎日! もちろん、荷物の上げ下ろしなどで一時的に通話を中断するシーンもあるようですが、それ以外はずっと通話……。
カノジョさんのほうは、いかに在宅ワーカーで多少は自由の利く身とはいえ、毎日付き合わされるのは大変でしょう。いや、それは個人の価値観によるのかな。「どうせ家に1人だし」と、面倒とは捉えていないのかもしれませんね。真相は当人のみぞ知る、としか言いようがありませんが。
長電話が好きな男性の心理とは…
今こそ全ての日本国民に問います。
長電話を好む男心とはどのようなメカニズムなのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「高校時代にウィルコムで電話していた名残だろう」とか「当時の高校生カップルにとってウィルコムでの長電話はリア充の証し」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。長電話を好む男心のメカニズムとは……!?
「声フェチだから」です。
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