独身アラサーの敵・エネ夫(エネオ)彼氏
25歳をすぎて長年付き合った彼氏と別れるっていうのは
精神的につらいものがありますよね。
私の友達にも、8年付き合った挙句
電話で「別れよっか」の一言で
関係をぶち切られた人や
3年間同棲していた彼氏が
実は3人と同時並行で浮気していて
しかも相手の誕生日、一緒に行ったレストラン、
果ては好きな体位までをこともあろうに
エバーノートに事細かく記録していたものを
うっかり発見してしまってジ・エンドとなった人や
3年付き合って結婚を迫ったら
実は相手が既婚者だったという人や
それはもうドラマにつぐドラマ、
聞いているだけで涙の湖も枯れ果てる
無惨、悲惨、散々な悲しい女のエピソード満載で
私ってば語り部にでもなれそうなんですが、
でも、今言ったのって全部、「彼」VS「私」の構図じゃないですか。
それなら一応は納得して別れられると思うのです。
納得がいかないのは、彼VS親、彼VS家になった時です。
友人にとあるお金持ちと付き合っていたという人がいます。
実家が豪邸で、家族の持ち物である別荘がハワイにあったとかで、
かっこよくて優しくて、おまけに実家が金持ち! もう完璧! 私って幸せ者!
そんな心境で結婚する気が順調に高まっていた彼女に
ザブンと冷水をかぶせたのが、古今東西を問わず恐れられている
伝説の鬼ババア、THE姑。
結婚はおろか婚約する前から、
結婚式はこうしろああしろ、
住む場所はここにしろ、
ゆくゆくは自分たちの面倒を見ろと
もう四方八方全方位からうるさかったそうで、
こんな姑及び親戚に一生つきまとわられるくらいなら、
一生独身の方がマシ! とブチギレて、
大好きだった彼氏とお別れしてしまったそうな。
この話、一見悪いのは姑ですが、
よく考えると、本当に悪いのは彼氏なんですよ。
だって、彼女が親にいじめられてたら、
普通彼女の肩もつでしょ?
実家に帰ったら彼女の味方は彼だけなのに、
なぜ彼女を守らない!?なぜ体を張って、
「母さん、それは俺とハニーで考えることだから」と
きっぱり言えない!?
「でもさ、別れて本当に良かったって思ってる。
あれが旦那になって、姑と一緒になって
ああだこうだ言ってきたりしたら、
私、ノイローゼになって子供刺したりして、リアルに今頃、刑務所だわ」
「夫が親の肩ばっかりもって離婚とかざらにあるよね」
「そうそういわゆる『エネ夫』ね」
この時、新しいワードを学んだのですが、
妻の味方をするどころか妻を苦しめる敵になってしまう夫のことを
「エネ夫」と呼ぶらしいです。
語源は2ちゃんねるの
「真のエネミーは配偶者」という言葉から。
真のエネミーとか・・・!恐ろしい・・・!!!
「エネ夫になる前に、早いうちにこの男はダメだっていうサインを
神様がくれたんだから良かったって今は思うようにしてる」
「っていうかこの年になると
付き合うのに相手の『家』まで出てくるからつらいよねー」
「っていうか、そもそも嫁っていう漢字、
『女』が『家』に入って嫁だからね!!!」
「まじだ!!!!!!」
彼VS親とか家とかっていうけど、
結局は彼が肝心な時に守ってくれる人かどうかっていう彼自身の問題。
そんな結論が出ました。
というわけで、エネ夫予備軍には注意ですよ皆さん!
注意一秒ケガ一生!
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Text/伊藤春香(はあちゅう)