落ちぶれ男子、こなれ女子。
最近の私は「モテそうでモテない男子」に注目しています。
一見イケメンなのに、「モテないんだよねー」と頭を抱える悩めるイケメンたち。
彼らのモテない理由は何なのか。それを探っていくと、
このコラムのネタになりそうで、興味津津、目がらんらん。
特に私の心を掴んでやまない研究テーマのひとつは
「学生時代はモテていたのに社会人になったら急にモテなくなったよ」系男子です。
ここでは彼らを落ちぶれ男子と呼んでみようかと思うのですけども、
私、すごいことに気がついたんですよ。
男子にとっての「モテ」の曲がり角は女子にとってのお肌の曲がり角と同じ頃に来てるらしいって。
それは、まあ、24、5歳なんですけど。
その時期に何が起こるかというと、女子が世間にこなれてくるんですよね。
社会人を3年も経験するといろんな心境の変化があるんだと思います。
金銭感覚もちょっと大学時代とは変わってきたりして、
「お金で時間を買う」とか「自分のための贅沢」という感覚が掴めてくるのがこの時期。
その結果生まれる
「この距離ならタクシーだよね」
「待ち合わせにハチ公はありえないよね」
「飲み会で和民は若すぎるよね」
などなどの発言。
昔は意地でも徒歩、とりあえずワタミだった私たちはどこへ…。
その結果、学生時代までの価値観をひきずっている男子の落ちぶれ化が進むようです。
私の場合は「部屋が汚い男子」が無理になりました。
学生時代の私なら
「部屋が汚い」くらいのことはなんでもなかった。
むしろ
「イケメンなのに部屋が汚いとか可愛い(ハート)私が通って掃除してあげたい!」
くらいのもんだった。
…洗濯物? 畳むわよ! …部屋のすみにたまったほこり? 水ぶきするわよん!
みたいな。
だけど、社会人になって時間や心の余裕がなくなると共に
汚い部屋が無理になりましたね。
それは単に、
同期男子の世にも恐ろしい汚部屋を見たことによる
トラウマから来ているだけなのかもしれません。
でもとにかく社会人になって、
部屋が汚い人と付き合えなくなったのは事実。
「くたくたで帰った後に、人の部屋まで掃除できるか!」っていうね。
身内女子にアンケートをとった結果、
「ラブホテルが無理になった」
(シティホテルがいい)
「屋外での待ち合わせがダメになった」
(カフェ、ホテルロビー、お店現地集合などが正解だそう)
「割り勘の人が無理になった」
(少しでいいから女子より多く払ってほしい)
などなど、方向性は違えど、やはり何かしらの
心境の変化が垣間見れました。
「俺、最近落ちぶれたわ」…という男性が
もしもこのコラムを読んでくださっていたら、
是非、周りの女子の「社会人価値観」に敏感になってみてください。
▼週末作家・はあちゅうとライフスタイルプロデューサー・村上萌が主宰する 日本最大の有料サロン「ちゅうもえサロン」にあなたも入りませんか? サロンでは、2人がブログやツイッターなど 表向けにはなかなか書けないことを書いています。たまにオフ会も実施中。
詳細はコチラ↓
ちゅうもえの楽屋へいらっしゃい♪
Text/伊藤春香(はあちゅう)