SNSは恋のかさぶた
Gabriela Pinto
「Facebookにふいに元彼が登場」
アラサー女子なら
誰もが一度は経験済みなのではないでしょうか。
自分はつながっていないのに、
共通の友達のタイムラインにふと現れたり、
おせっかい機能「知り合いかも?」
(ええ知り合いですとも!)によって、
唐突に晒される相手の近況。
ハゲ、デブ、おっさんになっていたら
それはそれで切ないし、
まだまだイケてたら、それも切ない。
幸せそうだったら、なんか悔しい。
見てもいいことなんてないのに、
傷の深さ・治り具合を確かめみたいに
プロフィールページと直近のアップデートを
チェックせずにはいられません。
一番長く付き合った元彼とは
共通の知り合いはほぼゼロですし
SNSのつながりも全て切ってあるけれど、
たまに「元気にしてるかな」と思って
検索してまで見てしまいます。
元気であってほしいという思いと、
結婚してたらどうしようという不安。
相手は全くSNSを更新しない人なので、
新しい情報はそうそう得られませんが、
アカウントが残っているのは、生きている気配があって嬉しい。
LINEはまだつながっていて、
最近、プロフィール画像が更新されたお知らせがきていたのを見たら、
なんとなく、新しい彼女が撮ったのかなと思いました。
さみしいけど、良かった。
相手の幸せを心から願える別れ方で良かったと思います。
でも、そんなロマンチックな想いは未練の一種なんだろうな。
ふっきれるというのは、恋人を、
笑い話のネタに出来るということだと思います。
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