「イライラ癖」が抜けると恋愛はぐっと楽しくなる/はあちゅうの女の本音

「イライラ癖」が抜けると、恋愛はぐっと楽しくなる

はあちゅう 恋愛 コラム デート シングル 彼氏 Steven Leonti

 先日、男性とのデートの時にちょっとしたすれ違いがありました。
夜ご飯を一緒に食べる約束をしていたので、
私は相手の仕事が終わるのを待っているつもりで、
彼の仕事場の近くのカフェで作業をしていたのですが、
彼は彼で、私のパソコン作業が一段落するのを待っていてくれたらしく、
約束の19時半が過ぎても、お互い「まだかなー」と動かず。

 20時近くになってやっと彼から「そろそろいい?」とメールが来た時に
「あれ?私も待ってたのに!」と気の遣い合いが判明。
その後、「ごめんねー」と普通に楽しくご飯に出かけたのですが、
昔だったらこのパターンで不機嫌になっていたかも、とふと回顧。
私、時間通りの行動が大好き・時間を無駄にするのが大嫌いで、
予定が狂うと不機嫌になる傾向があったんですよ。
几帳面なあまり、悪い意味で、予定への柔軟性が無くて。

 別にこの場合、お互いにちゃんと連絡を取り合わなかったのが悪いので
相手に対して怒るというわけじゃないんですけど、
なんとなく「あー、ちゃんと連絡しあってたら
もっと早く会えたのに」と思うあまり、反省&後悔して
気分がちょっと落ちるというか。そして、風向きによっては
「っていうか、向こうももっと早く連絡してくるべきじゃない?」
と相手にも矛先を向けちゃったり。

 ただ、その日は全然そんなこともなくて
「あ、なんだ、お互いに待っちゃったんだ」とだけ思って、
特に落ち込まず、相手の顔を見た瞬間、
しばらくぶりの笑顔にほっとして、楽しくそのままご飯に行けました。

 知り合いの作家さんが、前にブログに書いていたエピソード。

「停めてあった私の自転車のカゴに、誰かがゴミを捨てていた。
それで『誰よ、こんなことしたの』とムカッとなったけど、
『あ、ゴミだ。捨てよう』って何も考えずに捨てていたら、
自分が損をするような否定的な感情は持たなかった。
こんなことで怒る必要ない。感情の持ち方で損をするのも得をするのも自分」
というような話だったかな。

 これって、
「目の前で起きたことは、全て『事実』だけど
全ては自分の受け止め方次第」
だということの
すごくわかりやすい例だと思います。