早いもので今年も半分終わったって? 何がどうなってんだよって話しですよ。こんなんだとあっという間に歳をとる。
私は今年で28歳になる。そのことに、私自身はとっても前向きっていうか楽しみなんだけど、同い年を見渡すとそうでもない人もちらほらいて、え、そうなの? 30歳ってそんなに嫌? な〜んて話を友達としていたら返ってきたのは「いやいやここから向こう数年は女の祭っしょ」っていう最高の回答でした。そうそうマジでその通り! 28歳からしばらくは、うちらどう考えても向かうところ敵なしだよね? というわけで今回は、盛りのついた女性へと足を踏み入れることがどれだけ楽しみかってことを書くよ!
書を捨てよ歳を取ろう
30歳。子供の頃から漠然と節目として刷り込まれてきたこの年齢には、なんとなくネガティブなイメージがつきまとう。「30までに〇〇」みたいなことってそこら中に書いてあるし、しかもそのほとんどはマジでお節介なことばかり。え、なんで? 二十代が華だなんて誰が決めたんだよ面貸せよって話なのです。
私にとっての三十代のイメージは「破壊と解放」。どんな宗教だよってタイトルだけど、マジでこれに尽きるの。
皆さんは二十代を、どんなふうに過ごしてきましたか? 私はたくさん泥を飲んだり、吐いたり泣いたりして過ごしました。もちろん最高の思い出も沢山あるけれど、今思い返すと「もっとうまくやれたのでは?」と感じることも多くって、これってつまり、ずっと勉強だったなって話なのです。義務教育を終えて、高校を卒業し、社会に出てもなお続いた勉強の時間。気づけば自分で自分に作った教科書はそれなりな分厚さになっていて重い重い。でもようやく! このクソ重たい教科書からの解放の時なのでは?
自分マジわかりみ深い
まずは肉体の話です。二十歳過ぎの頃はどれだけ飲んでも寝なくても気合いでなんとかなっていたあれこれが、どうにもならなくなってくる。これって一見とても残念なことのようだけど、果たして本当にそうだろうか。裏を返せば、体力がなくなってきていることって無駄撃ちが減るとも取れるのだ。
無限に体力があるせいで行った飲み会でクソみたいな思いしたこと、あるっしょ? そういうのが体力的なことが原因とはいえ、なくなるって考えると最高じゃない? 二十代の泥試合のおかげで、我々はもう美味しいものと不味いものを嗅ぎ分ける嗅覚が養われているのです。となるとつまり…? これからは美味しいものだけを食べることが可能となります!!! やったー! 最高だ! 明け方のクソマズカピカピチャンジャをもう食べなくていいんだよ!あれってマズかったよね〜!!
次に精神の話。二十代をクヨクヨしたりワクワクしたり過ごす中で、私たちはある程度自分っていう人間を作り上げてきたはず。今の私たちは、昔みたいに「自分でも自分のことがわからないの…」なんて泣いちゃう女の子ではないのです。まぁたまには泣くけど。
でも、今日の私は昨日より去年よりずっとずっと私のことを知っている。だから、自分が何を好きで何を嫌いかも熟知できているわけだ。すると何が起きるでしょう。断れます!!! ありとあらゆるものを断り、不快な相手に「キモいので去ね」と言うことができるのです。これは革命だよ…断れない、キレられないせいで起きた嫌なことが一体いくつあっただろう…来世では乳児の頃から「今はいい」って断れる人間になりたいものです。
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