ひとり純喫茶

猫が働く純喫茶?新宿の喧騒を忘れてひと休みを

猫好きにはたまらない!「可愛い猫」と戯れながら各々の自由な時間の使い方ができる純喫茶。"ニャン子好き”は注文したい名物「ニャポリタン」の由来とは?

 純喫茶を訪れる目的は人によってそれぞれだと思います。珈琲を飲む人、食事をする人、読書をする人、誰かとおしゃべりする人、手紙を書く人、マスターに会いに行く人…。
今回は、「可愛い猫と戯れる」ことができる純喫茶を紹介します。

愛される3匹の正社員と名物の【ニャポリタン】

正社員猫の「五右衛門」正社員猫の「五右衛門」/『新宿三丁目・カフェ・アルル』

 駅前の賑やかな繁華街を抜けて新宿三丁目方面へ歩いていくと、段々と静かになっていき花園神社やゴールデン街などまた違った楽しみ方の出来る新宿が見えてきます。
飲食店が連なる三番街の中ほどに現れるのは『カフェ・アルル』。入口では、動物の形をした置物たちが出迎えてくれて賑やかです。扉を開けると、丁度良い明るさの照明とゆっくり腰を落ち着けられそうな椅子、天井や壁で笑みを浮かべるたくさんのピエロたち…。

 1人で来た人が退屈せずに過ごせるよう雑誌や漫画もびっしりと並べられています。そして、こちらを訪れる人たちを虜にしていたのは、19年間店を守り住み込みの正社員として愛されていた猫の「五右衛門」
残念ながら昨年6月に亡くなってしまい、当時マスターや店員の皆さんを筆頭に五右衛門を知る全ての人たちが悲しみに打ちひしがれました。

正社員猫の「次郎長」正社員猫の「次郎長」/『新宿三丁目・カフェ・アルル』

 訃報を聞いた時、私もしばし放心してしまったことを覚えています。「もう新たに猫を飼うつもりはなかった。」とマスターはおっしゃいましたが、それからしばらくしてまた二匹の正社員猫がこちらにやってきました。

正社員猫の「石松」正社員猫の「石松」/『新宿三丁目・カフェ・アルル』

 血の繋がりがないにも関わらずどこか五右衛門の面影を感じさせる「次郎長」とまだ生後1年足らずの「石松」。今ではすっかり店に馴染み、皆に愛されています。