子ども向けの授業はどう?

息子にも、わたしとは別の先生がマンツーでついてくれて、隣のテーブルや同じラウンジ内のソファで英語を教えてくれたり、遊んでくれたり。息子に関していうと、先生によってだいぶ授業の濃さというか、内容そのものが違う印象を受けました。午前中の2時間を担当してくれていた先生は、ベビーシッターに近い対応で、英語で話しかけつつ追いかけっこや闘いごっこをする遊びメイン、午後の4時間を担当する先生は、スパルタ式。ビシバシとアルファベットの書き取りなどをさせていました。せっかくの留学なのだから授業時間中、びっしり勉強させたいと考える人もいるだろうけど、6歳児に6時間、座って勉強をしろというのも酷だから、わたしとしては、ちょうどいいバランスだったと思います。

肝心の語学力はというと、行く前は「わたしよりも頭が柔軟な息子のほうが、しゃべれるようになるのでは」なんて思っていましたが、結局のところ、挨拶くらいしか覚えてくれてない(涙)。一方でわたしのほうは、到底、簡単な日常会話ができるレベルにも到達できていませんが、けれども何か、英語で話すコツのようなものを掴んだ感じはある……というわけで、次週、留学生活についてさらに詳しくレポートしたいと考えております!

Text/大泉りか