「恋愛をすることが正義」というような女上司との付き合い方に迷っています

by Annie Spratt

親愛なるAM読者のみなさま、ごきげんよう。ものすごい愛です。

ここ数年、北海道“らしくない”猛暑の夏にヒィヒィ言っていたのですが、今年は本来の姿を思い出したかのように8月に入ってもなお非常に快適な夏になりました。
一日中窓から吹き抜ける涼やかな風の気持ちよさを噛み締めながら、「これこれ! これだよ! わたしが望んでいたのは!」と、比喩ではなくほんとうに涙を流しております。
頼む……死ぬまでずっとこの気候が続いてくれ……!

前回の記事では、自分より収入がよく、育児も家事も得意な旦那さんに劣等感を抱いてしまい、「自分と結婚したことを後悔されているんじゃないか……」と悩んでいる女性からの相談でした。
小さなお子さんがいて、働きながら家事も育児もして……これのどこが頑張っていないというのでしょう。
相談者の方には、旦那さんと比べずに、絶対評価で自分を存分に褒めてあげてほしいと思います。

「恋愛が正義」というような女性上司に迷っている

【相談】
「恋愛をすることが正義」とでも言うような、女性上司との付き合い方に迷っています。 私は「すごく好きな人と付き合う→雑に扱われて別れる」「好いてくれた人と付き合う→私が好きになれなくて別れる」を繰り返していて、恋愛は向いていないのかもしれない…と思っています。 ただそれがつらいのではなく、1人でも友人とでも趣味を楽しんでいますし、仕事も最近やりがいを感じられるようになってきて、昇格もしてとても毎日が充実しています。

そんな中、50代の女性上司が雑談の全てを恋愛に帰結することがしんどいです。「これが欲しい(から 仕事頑張りたい)」と言うと、「じゃあ稼いでる男捕まえないとね!」と言われてしまったり、「週末映画に行って〜」というと「デート!?なんだ違うのか〜フリーなら男と会わなきゃ〜」と言われたり… 自分では結婚をしてもしなくてもいいと思うし、しなくても楽しく過ごせると思うし、そのために自分でお金を稼げるよう仕事も頑張ろうと思っています。それでも毎日のようにこんなことを言われていると、「恋愛を求めていない私は欠陥品なのか」といった気分になってしまいます。

その上司は仕事でも頼りになるし、性格も明るく仕事仲間としてとても好きなのですが、唯一その点でもやっとしてしまって、ランチや帰社時の雑談がとてもしんどいです。 社内の飲み会で恋愛の話になっても、男性上司はわりと「今は結婚が全てとかそういう時代じゃないんでしょ?」というような言い方をしてくれる人が多いのですが、女性上司の方がそういう私を「信じられない」というような反応をします。こうした女性との付き合い方は、どのようにするべきなのでしょうか? 周囲を気にせず、恋愛に限らない自分の幸せを見つめて過ごすために、なにかヒントがいただきたいです。 ものすごい愛さんの考え方をとても尊敬しています。大好きです! これからも応援しています!(27歳)

アァ~~~想像しただけでうんざりするような鬱陶しさ……。
うるせぇうるせぇ! 余計なお世話だよ!
他人からのそういった言葉は雑音なので気にする必要はないのですが、その雑音があまりにも大きいとしんどいんですよね。
相談文を読んでいると、あなたには友達がいて、趣味を楽しんで、仕事にやりがいを感じて、努力した結果昇格して、毎日をめちゃくちゃハッピーに過ごしているのが伝わってきてほんとうにサイコーだと思います。

改めてお伝えしますが、あなたは欠陥品ではありませんよ。
件の上司から「恋愛をしないなんて信じられない」といった言葉や態度を向けられることで自信が揺らいでしまうこともあるかもしれませんが、絶対にそんなことないので飲み込まれないでくださいね。

というか、超かっこいいじゃないですか。
あなたの何がかっこいいって、恋愛をしないと決意したことではなくて、これまでの経験を振り返り、自分の性質を分析して、ただそれを悲観することなく、じゃあ自分はどうやって人生を楽しもうかと考えてそのために行動しているところ。
そんなかっこいいあなたに大好きって言ってもらえてうれしい! わたしも大好きだよ!