下手な話☆宣言

男の浮気についてのマニア向け記事の途中ですが、
忙しくて、今回はちょっと休憩。

代わりに、ひとつお話があります。

去年、
「私の会話力、もうちょっとなんとかならんかねえ。
もっとしっかり人の話が聞ける人になりたいものだ」
と思って、傾聴のセミナーに行きました。

仕事や「ここぞ」という場面以外、
つまり、日常の会話力をアップさせたかったのです。

そのとき、先生がサラっと触れたことだったもかかわらず、
もっとも心に残っている言葉があります。

それは、おおよそ以下のような内容です。

思ったことを言葉にする能力、伝える能力には、個人差がある。
得意な人もいれば、苦手な人もいる。

言葉にするのが得意な人なら、的確に表現できるから、
すぐに言いたいことが伝えられる。

一方、なかなか言葉が出てこなくて、
言いたいことを上手に伝えられない人だっている。

しかし、かりに相手がそういう人であっても、
その人の言葉を聞けば聞くほど、
得られる情報が少しずつ増えるのだから、
言いたいことが、だんだん正確にわかってくる。

だから、たくさん聞こう!
話し下手な人の話ほど、たくさん聞こう!

(ま、先生の口調とは違うかもしれませんが・・・)

これを聞いて、パッと目が覚めた気がしました。

ああ~、そうだよね。
言いたいことを伝えるには、
「話すことが上手になる」という道だけじゃない
んだ。

下手な話だってたくさん聞けば、
時間はかかっても、言いたいことが正しく理解できる
んだね、

と感動したのです。

たとえば、子供のたどたどしい話でも、

「そんなわけないでしょ!」
「ちゃんと説明しなさい!」

ではなくて、
質問をしながら、何度も何度も、ゆっくり聞いているうちに、
なにがあったのか、なにが言いたいのか、
だんだんわかってきます。

刑事モノなんかでも、子供の目撃者から、
刑事さんが優しく根気よく話を聞き出す、というシーンがありますよね。

・・・どうして今この話を出したかというと、
この「マニア向け」の話や「愛ってなに」の話って、
私の能力では難しくて、話し下手になってしまうからです。

「自分の中でわかっている(ような気がしている)」ことと
「多くの人に、わかりやすく説明する」ことの間には
大きな隔たりがあると、よく感じます。

パパっとなんて、とても書けるものではない。
結構考えるし、日をおいて読み返したりしているので、
1つの記事を書くのに何日もかかっています。

さらに、記事の内容も、
普段よく聞いたり、よく話題にのぼることとは少し違っているので、
パッと聞いてパッと理解、というわけには、なかなかいかないと思います。

だからその分、ゆっくりとたくさん説明をさせてください。
そうすればきっと、何を言いたいのかわかってもらえると思うから。

これから、一生懸命、下手な話をします。

簡潔にバシッと決めよう、なんて思うと、
ブログを更新できなくなってしまうので、
下手な分、いっぱい説明させてくださいね。

よろしくお願いします☆

この漫画チョー好きなんですけど。特に1巻☆

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