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  • 2012.10.25

認知科学者・苫米地英人さんインタビュー第三回 「恋の必勝法は女性から”情報開示”を求めろ!」

 認知科学者の苫米地さんへのインタビュー第三回です。
今回は、苫米地さん直伝のシンプルな恋愛テクニックをお伺いいたしました。とっても簡単ですが、無駄のない方法です。目からウロコの婚活と恋愛活動の違いについても必見です!

第一回「ブスをやめたきゃとにかく自己評価をあげればいいだけ」第二回「女性の価値を下げるな!」もあわせてどうぞ。

とにかく女性から「情報開示せよ」と声をかけろ!
ドクター苫米地直伝の必殺恋愛テクニック

苫米地英人 格言 名言 インタビュー

編集部:では、いいと思った人には女性から積極的にアプローチしなくてはいけないということですよね?

苫米地:そう、女性からいったほうがいい。
言い寄ってくる男から選んだり、スペックで見てはいけないということ。そうすると、絶対に失敗する。

特に「そろそろ結婚しなくちゃ」と思っている人たちはそれでひっかかってしまうことが多いので注意が必要。

編集部:たしかに、友人でスペックだけをあげて「○○商社だし、身長高いし、いいよね?」と言う人がいます。

苫米地:自分の目で見極めて「いい」と思うことが大事。
それで、いいと思ったら、自分から「どうですか?」っていくんだよ。
そして、声をかけた後に「私が見極めてよくなかったら、すぐ捨てますけど」って宣言したらいい。


編集部:すごいですね。声かけておいて、上から。

苫米地:当たり前だよ、エフィカシーってそういうこと。
「私と付き合えるんだから、うれしいでしょ? あなたの価値が低いって分かったら捨てますよ」と、そういう風にしなきゃ。
そうしないと、言い寄ってくるどうしようもない人とスペックだけで中身がない人の両方にひっかかる。
最近、雑誌の取材で『恋愛のサイン』という企画があって、「女の子が出す“口説いていい”サインはなんですか?」という男性向けの質問があった。答えは簡単で、『女の子からは必ずボディタッチがある。
それは人間も生物だから「この人はいいわ~」って思ったら、無意識で肩とか手首とかに、つい触っちってしまう。だから、ボディタッチは女の側から絶対ある。それがないのに、男は行動するな』と。
逆に、女性に向けた「男の子はどういうときに言い寄られたいのか」「どんなときに準備OKなのか」という質問に対してのアドバイスは簡単で、『男の子はいつも準備OKです』と。

編集部:(笑)

苫米地:だから、いつでもいいということ。いいと思ったら、まず自分からいって確かめなくてはいけない。
自分から確かめて、ダメだったらポイって捨てる。
声かけられるのを待ってたりしてはいけない。何度もいうように声かけるやつほどダメなやつ。

編集部:ちなみに女性から声をかけにいくときに、第一声はどう言ったらいいのですか?

苫米地:それは、もうストレートに。「あなた気に入った」。

編集部:それでいいんですか?

苫米地:男の子の習性を簡単に言うと、『ルールズ(※)』女は最悪ってこと。男が一番嫌いなことは駆け引きする女。

※『ルールズ』女性の恋愛テクニックが書かれたベストセラー書籍。

編集部:駆け引きするのはいい女だと思っていました。

苫米地:違うよ。ストレートな女が最高なんだよ。
だから「あなた気になるんだけど、ちょっと付き合ってよ」って一言いえばいい。
それで、ちょっと付き合ってみたけど、気に入らなかったら「たいしたことないわね」って言えばいい(笑)。
エフィカシーが高い男だったら、「そんなのおかしい」って思うわけだけど、低い男だったら、けちょんけちょんになるわけ。
だから、『ルールズ』はなし! ストレートが一番。正直に。

編集部:もしも「気に入った」と言って、断られてしまったら?

苫米地:断られたら、それはそれでよかった。なぜなら無駄な時間をつかわなくてよかったということだから。

編集部:最初から合わなかったということですね。

苫米地:そう。地球の人口の半分は男なんだよ。今、68億人だっけ? だから34億人…まあ、年齢もあるからね。でも20億人ぐらいいるわけでしょ。
ダメだったら、すぐに次の人にいくこと。無駄なことしない。
ダメだった場合はきちんと理由を説明してもらえばいい。

そうするためには最初から「好き」とは言わないこと。「好き」かどうかさえ分からない「気になる」くらいで声をかければいいわけ。
「あなたがちょっと気になるので、もう少しあなたについて、私に情報を開示せよ」っていうのを自分なりの言葉で言えばいい。
そのときに「情報開示できません」っていう男はなかなかいない。
CIAのエージェントだったら分かるけど(笑)

編集部:(笑)

苫米地:エージェントでもないのに、「情報を開示できない」という男はあまりいない。
大事なのは「好き」になる前の段階で声をかけること。
そうしないと、間違った人を好きになってしまう可能性があるから。


編集部:情報というのは、その人の性格とかですよね。

苫米地:そう。「あなたについてお話して」と。

編集部:それはメールをしたり、電話をしたり…。

苫米地:メールよりは1回お茶に誘って、物理的に見たほうがいい。仕草とか癖とかチェックした方がいいよ。
エフィカシーが高い女性だったら、「私が声をかけたらくるのは当たり前」と思っていないと。
声をかけて反応がなかったら、「何か事情があるんだ」と思えばいいじゃない。「あとはその事情を聞こうか」ぐらいなだけ。

編集部:それなら、すぐにでもできそうです。

苫米地:そうそう、ストレートが一番。



最後にダメ押し! 「婚活」は幸せになれない
本当の好きな人を探す「恋愛活動」はドクター苫米地も太鼓判!

苫米地英人 ブス 格言 名言 インタビュー

編集部:弊媒体で「婚活」は本質的な恋愛を遠ざけると発信していきたいと思っていたのですが、なぜダメなのかを言葉にするのは中々難しく、お話を聞いてスッキリしました。

苫米地:婚活は本当最悪。女の地位を下げるから。
結婚する活動を婚活ってことは、結婚という儀式に一番に重きを置いているということでしょう。まず、それが最悪。
実際にその結婚が決まって、イベントとして結婚式のことに、それなりの気をつかうのはしょうがないけど。
それは社会的な大きな出来事ではあるから。
でも、その結婚というイベントだけを目標としているとしか思えないような婚活をしている人はたくさんいる。親族に見せる男のスペックはどうしようと悩んでばかりで…。そんなの最悪でしょう。
なぜかというと結婚という儀式で女の価値が決まるとか、そういった古い、とっくに捨て去った価値観をわざわざ現代に持ち込もうとしているから。

恋愛活動だったらいいよ。
「好きな人と恋愛しましょう」「好きな人と一緒にいたほうが、女性ホルモンでるし、健康にいいし」とかそういう論理だったら、全然かまいませんよ。
でも、結婚というイベントそのものに大きな価値を置こうとしていることが問題。社会的に最悪の概念が婚活なわけ。
婚活は、女のエフィカシーを下げるし、女をモノにする。
結婚して初めて女に価値がうまれるという論理なわけだから。
つい最近、明治時代までは女に戸籍はなかったわけ。日本の人口に女は数えられることもなかったし、男にしか戸籍はなかった。まさにモノ扱い。
その名残りが今でもある、それが婚活。
「男の家に入る」って言うわけでしょ、そんなの最悪でしょう。だから、婚活は論外なんです。


編集部:恋愛活動を含めた、生涯のパートナーを本気で探すという気持ちの婚活ならOKということですよね。

苫米地:そうだね。でも、それで本当に結婚するかどうかは知りません。だから恋愛活動です。
だって結婚している人が恋愛したってなんの問題もないんだよ。だって結婚はただのイベント・儀式だから。
結婚てさ、裁判所に書類をだすわけでもない。向こうが透けてみえるような薄っぺらい紙に市役所に出すだけ。それも本人でない人が出しても大丈夫な紙を出すだけ。
それに一生縛られるってさ。

編集部:考えてみると変なシステムですね。

苫米地:政府が税金をとりやすいとか、ありとあらゆる政治的な理由でやっているシステム。社会的な意義はほとんどない。

編集部:そうなると、浮気とか不倫はしたければすればいいということですか?

苫米地:違うよ。なぜなら、好きな人と付き合うことを浮気とは言わないから。
好きじゃない人と付き合うから浮気というわけだから。
もしかしたら、夫と浮気している人もいるかもしれないよ。好きな人がいるのに、夫と付き合っていたら、夫が浮気相手。

そのくらい紙っぺら一枚だってこと。

ただ、人類は子どもの成長が遅い。ほかの動物は生まれたときから、ほとんど成人と変わらないまま生まれてくるものや、そうでなくても早い段階で成長するものが多いのに、人類は子どもの成長に最低でも15年くらいかかるから。
両親がそろって子どもを育てることにはいろいろと利益がある。特に教育システムなんかはそう。
それに対して無責任な親が多いから、ある程度法律で縛るということを国がやるのは、分かるけれども。
先進国家となった日本、アメリカには必要なのだろうか。教育制度の低い途上国だったら分かるけど、我々はそういう時代はとっくに超えたと思うのよ。

教育以外をみても、子どもの人生のために親が婚姻をしっかりと維持するということは社会的にはそれなりの価値があること。
でも、それ以前に子どもを産むか、産まないかは、親の判断。だから、責任感がないやつは子どもつくるなということ。

子どもの部分を除けば、簡単にいうと「今、好きな人と恋愛していること」が正しい。

アメリカとか、キューバとかもそうだけど、すぐ結婚してすぐ別れるんだよ。
キューバは社会主義国だから、離婚しても、一児の未婚の母でも、なんのリスクもない。それが社会主義のいいところ。稼がなきゃならないという理由はないわけ。
社会主義って衣食住医療が全部保障されているわけだから、男と女の扱いがまったく同じ。だから、結婚5回10回は当たり前だったりする。
「結婚何回した?」って聞くと「5回!」って言ったりしてね(笑)。先月と今月で夫が違うとか、いくらでも見たよ。

アメリカ人の場合はすぐにくっついたり、別れたりするけど、結婚している間は浮気を許さないっていう不思議な世界。
結婚している間はその人だけ。でも、別れたら、すぐ次の人が見つかる。そういう変わったシステムなわけ。同時は絶対に許さないけど、結婚は何回もいろんな人とする…みたいな。結婚に対しての考え方は文化によって違う。
日本はなぜか社会的に建前婚が重要視されている。それがさっき言った、女は男の所有物ということ。
男は男で、結婚失敗したら、自分の所有物を管理できなかったと言われる。「財産管理がダメなやつなんかに、会社預けられるか」と。
女も同じで、結婚して離婚すると減点10、2回目だと20と下がっていく…。そうなると、1の結婚してしまうと、なかなか離婚できないから、家庭内離婚がすごく増えていく。
でも、そうして家庭内離婚状態の人と一緒にいたら、それがもう浮気だからね。

だから、恋愛活動はいくらでもしていい。でも、婚活と一緒にしてはいけない。



苫米地英人
認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。ドクター苫米地ワークス・コグニティブリサーチラボ・TPIジャパン・苫米地インスティチュート・一般財団法人BWFジャパン各代表、角川春樹事務所顧問、 南開大学(中国)客座教授、カーネギーメロン大学CyLab兼任フェロー。
苫米地英人公式サイト
ツイッター:@DrTomabechi

 第三回にわたって、女性の生き方・恋愛に関するお話を苫米地さんにお伺いしました。今まで、流されるまま婚活してきたり、特に意味もなく”追わせる”恋愛をしてきた人には驚くような内容ばかりだったと思います。「今、好きな人と恋愛していること」を大切に、 恋愛活動をしていきたいですね。



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第1回インタビューはこちら→「ブスをやめたきゃとにかく自己評価をあげればいいだけ。」
第2回インタビューはこちら→「女性の価値を下げるな!」

Text/AM編集部

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