こちらのコーナーは、著名人の方たちに様々な恋愛遍歴を語ってもらうインタビュー連載です。
今回は『女子をこじらせて』『だって、女子だもん!!』(ポット出版)の著者雨宮まみさんに、恋愛の歴史をお伺いしました。
前回までは脱いいね!に関してのお話を取り上げさせていただきましたが、今回からはまた恋愛履歴のお話です。
第1回の『モテから退化していく成長期、身を削って喜ばせる青春時代』から、引き続き、『恋愛は難しい…それなら性の欲望だけでも満たそう! 振り切れていく青春時代後半』をお送りします。
恋愛を飛び越え、いきなりSM嬢に憧れテレクラに電話
さばけた女性になれば道は開ける…!?
―無事、男性とお付き合いできるようになったその後はいかがでしたか?
雨宮:最初からモテる方ではなかったから、2人くらい経験したら、もうそこから寄ってくる人がいないんです。
それで意を決して、テレクラに電話したんです。とはいえ、度胸がないのでなかなか会うところまでいかず……。
何回も試して、すっごく勇気を振り絞って会った人と、付き合うことになったんです。
でも、そんな出会いだから、気が合うとか、趣味が合うとかまったく共通点がなくて。
けど、彼女として扱われているということが、いちいち嬉しいんですよ。
「これこれ、やってみたかったんだ!」って。
一応、彼女として扱ってくれて、たとえば誕生日とか、クリスマスとかに、一緒に過ごそうね~って当たり前にやってくれるのに感動しました。
―ちなみに誕生日はどんなことされたんですか?
雨宮:そのときは……。感動した割に印象ないですね…(笑)。
よく考えると、実は好きじゃなかったのかもしれません。
自分と付き合ってくれて、セックスしてくれるだけで、「この人超いい人ー!」って思っていたんです。
自分を好きになってくれる人なんて、この世にもうこの人しかいないって思っているから、この人を逃したら、もう次はないぞって。
だから、付き合っているときから、もう結婚するかしないかとか真剣に考えちゃってました。