最終回:浮気の証拠が99%見つかる!(4)

 ソーシャルメディアに、スマホ、あらゆる便利なwebサイト…。世の中の進歩は私たちの生活をどんどん変えていきました。
しかし、男女関係に限っては、本当にプラスに働いているのか、疑問が残りませんか? こちらのコーナーでは今と昔で男女関係はどっちが幸せだったのかに迫っていきます。

たった5分で浮気の証拠がつかめる!

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 調べようと思えばどこまででも詮索できる現代…、疑われたが最後、浮気は絶対にバレます。わざわざ興信所に頼む必要もなくFacebookや携帯を検索するだけで情報を探すことができます。
昔は、よっぽどマヌケな男性でない限り、浮気のしっぽはなかなか掴めなかったものが、いまや「浮気しているかも」→「やっぱり浮気していた」と、ものの5分で分かってしまいます。
もしかしたら「浮気しているかも」→「でも、まさか…」→「まさか、そんなことないよね」…
と証拠が見つからず、グレーなときに彼への気持ちを再確認したり、自分を見つめなおして反省できたものが、いまや、そんな間もなく浮気しているかどうかが分かってしまう。

疑われたが最後…、すべてクロになってしまう

 「そもそも浮気する男なんて、最初から願い下げ。むしろ早く分かっていい」それも事実です。しかし、「疑わしいものもすべてクロ」になってしまうのが、Facebook調査の怖いところ。証拠を探そうと思ったら、いくらでも出てきてしまうのです。

 例えば、「元カノがいる飲み会には行かないで」と言っていても、大学の同級生だったりすると、すべてそこを断ち切るわけにもいかず、元カノがいるかどうか確認をせずに飲み会に言ったら、たまたま元カノがいた…なんてことがあるのです。
そして、その時の写真がタグ付けしてタイムラインにあがってしまうと「元カノにはもう会わないでって言ったじゃーん! うえーん」なんてことになります。
「疑わしきは罰せず」だったものが、「疑わしきも(無理矢理証拠をくっつけて)罰する」となってしまうのです。

 冷静に考えてみれば、「女の子のいる飲み会には行かないことにしているから」なんて言って女性が合流した瞬間に帰ってしまう男性というのは場の空気を冷ましてしまう困ったちゃんですよね。「誰もあなたのこと狙ってないよ」なんて思う人も多いでしょう。
彼が仲間内で寒い人にならないよう、嫉妬はほどほどに…。

彼との深い関係づくりに「証拠探し」はいらない

 また彼のFacebookや携帯を調べて「証拠探し」をしようとしている女性の皆さん、その行為をする前に「証拠」を見つけた後、どうしたいのか、よくよく考えてみましょう。
疑われたほうはいい気持ちはしないはず。彼との関係を良好にするためにも、「証拠探し」はほどほどにして、彼への気持ちを見つめなおしてみてください。

 今と昔の恋愛を比べてきましたが、今回で最終回。どんどん便利になる今、意識しないと深いコミュニケーションは失われてしまいます。Facebookやメールはあくまでもツール。対面のコミュケーションも大切にしてくださいね。

Text/AM編集部

『どっちが幸せ!? 男女今昔物語』まとめ