ソーシャルメディアに、スマホ、あらゆる便利なwebサイト…。世の中の進歩は私たちの生活をどんどん変えていきました。
しかし、男女関係に限っては、本当にプラスに働いているのか、疑問が残りませんか?
こちらのコーナーでは今と昔で男女関係はどっちが幸せだったのかに迫っていきます。
相手に会う前にSNSで相手の魅力を判断していませんか?
友人に異性を紹介されることになったとき。あなたはまず何をしますか?
名前だけ聞いて、とりあえずFacebookやTwitterを検索するのが、割とスタンダードではないのでしょうか。
そこでたとえば大学名を見て勤務する会社を見る。底辺だなとか、あの人と一緒くらいだななどと評価する。公開していれば投稿記事も見れますね。友人と遊んでいる姿が多ければにぎやか系か…とか、こだわったシェア記事が多ければクリエイティブに装いたい系…などと判断してしまうのではないでしょうか。
変なフィルターは貴重な出会いを一気に減らしてしまう!
相手に会う前に、情報がわかってしまうのは便利な反面、ものすごく強いフィルターを自分で自分にかけてしまうのです。文字情報のほかにも、ちょっとした写真の写り方で「なんかキモそう」「チャラそう」などオンライン上ではできないはずの生理的な判断を下してしまう。すると、会った時もその印象のままで、相手のいいところを発見できない。
一方、その昔…。友人に紹介された場合に事前に得られる情報は友人の情報のみ!
友人も紹介するくらいなので、その人のいいところしか言わないはず。その結果、変なフィルターなしにその人と出会うことができるのです。
どんな人だろう? とふくらます想像は無駄じゃない!
たとえ、本人と会って友人の情報と違うなーと思っても、最初の印象がいい場合は相手のいいところを自動的に探してしまうはず。
最初に情報を与えられすぎていると、意識がそっちにいってしまって、相手の雰囲気や表情からわかるような生理的な相性を判断することが難しくなってしまうのです。
確かに情報がある程度あれば、絶対にイヤ! という人を振り分けることができるので、効率がいいともいえます。しかし、本当に自分と相性のいい相手がどんな人かわかっている人は少数のはずです。
つまり、友人の紹介に関しては、昔の方が幸せだったのかもしれません。ついつい、SNSの情報で異性を判断してしまうあなたは、少しだけ昔に戻ったつもりで、想像力で補ってみませんか?
相手と会うまで、ギンギンにPC画面を読み漁るのではなく、「どんな人だろう~☆」と、たまには甘い妄想をしてみるのは運命の相手に出会うための近道かもしれませんよ。
Text/AM編集部