ブス分布図にそって、各タイプに関する解説をしていきます。今回は最終回です!
この機会に、自分または周りの人にあてはめて、痛々しいブス状態について考えていただければ幸いです
Case7 ギャル崩れブス
ガングロ・ヤマンバ・白ギャル…。ほんの数年前、日本にはバリエーション豊かな“ギャル”が存在しました。
この末端の末端から派生したのが、“ギャル崩れブス”です。彼女たちは「ギャルだね」と声かけると「え~~全然ギャルじゃないよ~」と全然ホメてないのに謙遜します。
なぜかというと、青春時代クラスや地元にひとりはいた強めで本気の“ギャル”を心から崇拝しているからなのです。
そのため、仮に見た目がかわいくて露出度の高い服を着ていたとしても何ともいえない小物臭が出てしまい、同性に下に見られるのはもちろん、自称ドSのタチの悪い男にも目をつけられてしまうのです。そこから先はダメ男のフルコース状態になることは皆さんも想像がつくのではないでしょうか。そして日本の歌姫あゆ・幸田・ミリアの御三家を渡り歩いているのも特徴です。どこかで卒業しろよと思いますが、ギャル崩れブスのBGMは傷ついた女の歌声のまま鳴り響いているのです。
Case8 自分磨きブス
時間のあまったOL、野心が上滑りしているOLが陥りやすいブスが、この“自分磨きブス”です。このタイプは“今ハマっているもの”がやたら多いです。
会う度にハマっているものが変わっています。それも、観葉植物から寺めぐりとかそれぞれが無関係なものに流され、ハマっていくのです。
そうなると、どれもこれも遠浅です。どこまで行っても浅瀬で深みのない知識がたまっていくのみです。とにかく色々なものを流されるままに追うことで、自分を磨くどころか自分を見失っているのですね。
そして、その知識はどこで使うかといえば、自分の満足のためではなく、人の目に触れる時。その時だけ彼女の中で光を帯びます。
そのため、知っている知識を全部披露するためにめちゃくちゃ早口になったりして、スキもくそもない状態です。
「カラーコーディネーター」や「野菜ソムリエ」など、仕事に絶対関係ないだろ、という資格をゲットしようとするのも自分の進歩より人聞きの良さを重視しているからにすぎないでしょう。もう少し地に足のついた、自分の磨き方を覚えてみましょう。
Case9 スピリチュアルブス
困ったらすぐ占いに手を出す。そんなブスは“スピリチュアルブス”と呼ばせていただきます。占いやパワースポットそのものが決して悪いわけではありません。
“ブス”と呼ばれてしまうのは、その根拠のないものを妄信的に信じてしまう姿勢です。彼との行方や、仕事の推移、それら含めてなぜか占いに結果を教えてもらおうとする。悩む気持ちはわかりますが、そこに行きつく前に自身でやることはまだたくさんあるはずです。
そして、その恋愛がうまくいっていない理由は、あなたがすぐにスピリチュアル的なものに頼ろうとする、その心のクセなのではないでしょうか。
そのすがりつくような気持ちは、確実に外に漏れ出てしまっています。また、占い師をカウンセリング代わりに使っているような人もいますが、周囲の人の忠告が耳に痛いからといって全然知らない人に話を聞いてもらうという考えでは、決して自分の一番だめなところは直りません。
※参考 ブス分布図
Text/AM編集部