周りがいいっていってもあんまりあわない時

倉田:でも、逆もあるよね。
周りに「いい男」だって言われても、自分はあんまりみたいなこともある。合わないときってあるよ。
私も下手に優しい男と付き合ったときそういう気がしたな。
すっごく優しくて、穏やかだし、ケンカにもならないような人だったんだけど。
例えば、彼の家に泊まった翌朝、私が仕事だったりすると、荷物を持って駅まで送ってくれるわけ。
それが、私全然嬉しくないのよ。
背中かいてくれているときにそこじゃないわ、みたいな。なんか気持ちいいところのつぼが違うみたいな感じ。

犬山:私にとったらそれ超最高ですが。

倉田:人に言うと「優しいね」って言われたりするけど、私はそこじゃなかったの。
今の夫は、絶対そんなことはしないけど、そっちの方がいい。

― 20代後半から30 代前半って、周りの女の子にいろいろ言われちゃいますよね。

倉田:そう。周りは口出すけど、結局自分の好みだからね。
好みって突き詰めると、性癖に繋がっているよね。

―まずは性癖を見たほうがよさそうですね。
性癖変えたいって思ったことがあるんですけど、性癖って変えられないですよね?

倉田:変わらないよ(笑)。
女の性癖って男ほど明確じゃないからさ、あんまり語られないけど性癖はあるよね。
「お前」っていわれたいとか。

犬山:一瞬、アレ?私本当は尽くすのが好き?とか勘違いする瞬間があったりしますが結局変わらない。
大学受験みたいだけど、自分の恋愛の対策と傾向は練ったほうがよいかもしれませんね。

Text/AM編集部

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