本命女と都合のいい女のセックスの違い

APF通信社の代表取締役でもあり、『口説きの技術』『おとなの関係 性と心とからだと愛』などの著者でもある山路徹さんに本命の関係になるために男女に必要なことを伺いました。第1回:純粋な不倫もあれば醜い結婚もある第2回:山路さんオススメの本命向き男とは?も、合わせてどうぞ!

都合のいい女市場に身をおく女性

山路徹 インタビュー AM編集部 photo:阿部郁夫

―山路さん自身の過去を振り返ってみて、都合のいい女の条件ってありますか?

山路:自らそこに身を置いている人はいますよね。
“都合のいい女市場”が出来上がっているんですよ。
そこに自分の身を置いてしまっていると、周りからいいように利用されてしまうこともある。
端から見たら可哀想って思うかもしれないけど、その女性自身も誠実さに欠けていることが多いんですよ。
自分自身に誠実じゃないというか。
生きていくって自分が大事な存在じゃなきゃダメでしょ。
そういうのは見透かされていく。

己を愛するように隣人を愛せ

山路:聖書の中に、「己を愛するごとく、汝の隣人を愛せ」って言葉があるじゃない。
あれって、己を愛しているのが前提でしょ。だから、自分を愛せない人は他人も愛せないよね。
そういう所に身を置いている人は自分のことを大事にしてない。
自分を大事に出来ていない人がその人を本当に好きな人と付き合ったときに、その男が自分のことを大事にされていないのが分かるから、その場その場の付き合いになってしまう。

―なんで自分のことは愛せないんでしょうか。

山路:家庭環境も含め、いろいろな要因があると思いますよ。