叶井俊太郎インタビュー:第2回:ヤリチンなのに、恨まれない。叶井流「非本命女の切り方」とは?
『だめんず・うぉ~か~』でおなじみのマンガ家・倉田真由美さんの夫であり、結婚経験4回&女性経験600人という破天荒な過去を持つ映画宣伝プロデューサーの叶井俊太郎さんに、本命になれる女/なれない女の違いについてお話をうかがいました。
結婚に至った4人とその他596人の違いは、一体どこに?
待ちぶせされてもシラを切れ!
「浮気は認めたら終わりです(笑)」
─596人もの女性たちが本命になれていないわけですが、彼女たちから恨みを買うことはないんですか?
叶井俊太郎(以下、叶井):前回も言ったけど、大抵の女性とは1回きりで終わっちゃうから、あまり深い仲にならないんですよ。
だから、正直あまり恨まれるような関係にすら発展しないんだよね。
後々都合よく呼び出したりすることもないし。
─じゃあ、修羅場になったような経験はあまりない?
叶井:ごめん、あったあった(笑)。
浮気相手が家に来ちゃったり、待ちぶせされたりってことが、やっぱりあったわ。私、隙だらけなもので…。
そのときは、当時の奥さんと一緒にいたもんだからかなり大変でした。
家の前で待ちぶせされて、「何なのその女は!」って言われたんだけど、とにかくシラを切って「あなた誰ですか?」って問い続けました。
このときばかりは心を鬼にしましたよ。
奥さんは「あんたのこと知ってるって言ってるわよ!」って言ってたけど、あくまで「いや、ホントに知らないんだよ」で通して。
まあ、「知らないわけないだろ!」って怒ってたけど、こういうのは認めたら終わりだからさ。
とにかく「知らない」の一点張りでその場を何とか切り抜けて、「さっきの女の人、怖かったね……気をつけよう」とか言って。
バレバレなんだけど、認めないことですよ(笑)。
─それ、どんな切り抜け方なんですか!
叶井:知らないふりをしちゃった女性には、後々フォローを入れておきました……。
あと、家に来られちゃったときも焦ったね。
奥さんといるとき、ピンポーンってチャイムが鳴って、開けたら浮気相手が立っていたという(笑)。
玄関には女モノの靴があったんで、「中に女がいるんでしょ!」ってなるじゃないですか。
「やばい! ここで騒がれたら一巻の終わりだ……」と思って、とっさに言い訳を言ってさ。