倉田真由美さんに訊く:『本命女になるには“お得感”を感じさせろ!』

“女としての魅力”はすぐ消える!
男性に“お得感”を与えよう

くらたま 離婚式 画像

 『だめんず・うぉ~か~』で、数々のダメ恋愛遍歴の女性を取材してきた、漫画家の倉田真由美さん。
『離婚さん、いらっしゃい。』の公開収録イベント(レポートはこちら)を終えたくらたまさんに、「本命になれる女、なれない女」の違いについてお聞きしました。

――意中の男性にとって「本命の女」になるには、どうすればいいのでしょうか。

倉田:「こいつと一緒にいると、ちょっと得するな」と男性に思わせることじゃないでしょうか。
他の女との差別化を図るには、“お得感”が「本命の女」になる決め手だと思います。

――意外ですね。一見、それって「都合のいい女」と扱われて、遊ばれてしまいそうに思うのですが。

倉田:それが逆なんですよ。
女の打算ってわかりやすく注目されがちだけど、実は男もけっこう打算的。
男ってお嬢様が好きじゃないですか。それって、箱入り娘の処女性みたいな魅力もあるけど、やっぱり家柄や財力に目がくらむと素敵に見えるんですね(笑)。

 料理上手の女がモテるのも、メシマズの嫁とメシウマの嫁だったら、当然メシウマのほうが自分にとって“お得”だからですよ。

――本命になるために“女としての魅力”は関係がないということでしょうか。

倉田:もちろんそれも大事だけど、それだけじゃあ、セフレや浮気相手に求めるものと同じなんですよ!
私は今の夫と結婚して4年になりますが、“男と女”としての魅力は、お互いとっくの昔に感じていません。
となりで夫がのびた鼻毛を切っていても、おならをしても、なんの感慨もないですもん(笑)。

 それでも結婚生活を維持できているのは、一緒にいて“お得”だと思える部分があるから。
正直、生活費は夫より私のほうが出しているし、家事も私のほうがやっている。
でも、子供を任せる人としては、彼が世界一のお父さんなんですよ。それは他の人では代えがたい“お得”なところです。