ある時突然セックスが変わった時
ある時突然「以前のセックスでは〇〇だったのに変わってしまった」と感じることはないですか?
たとえば「打ち付けるような激しいセックスが好きだったのに彼が激しいセックスをしてくれなくなった」「セックスに痛みを感じるようになって構えてしまうので楽しくなくなった」「付き合い始めはあんなにセックスしていたのに、今は寝ることを優先されるようになって寂しい」というような悩みが私の元によく送られてきます。
セックスのやり方や感じ方が変わってしまう最大の原因は、加齢による体の変化だと思います。年齢を重ねることで体力や性欲が落ち、女性は潤いが足りず粘膜は摩擦に弱くなり、男性は勃起力が落ちていきます。射精までにかかる時間も極端に短くなる人と、段々長くなっていく人もいます。そしてこの変化は、早くて20代後半から起こっていくんですよね。
私自身は、今のところ自分の性機能での変化を感じていません。もしかしたら長年セックスしている人たちからすると変わっているかもしれませんが……。でも、メガ巨根とのセックスや1時間以上の手マン責めで腟内が傷付いた時の回復に時間がかかるようになった気がしますね。次の日はさすがにセックスと挿入オナニーは休もうかなという気分になります。 私もこれからもしかしたら潤い不足を感じるかもしれないですし、疲れやすくなって騎乗位でも動けなくなるかもしれません。でも、人間の体は必ず何かしらの変化をしていくので、これまでやってきたセックスを貫くことにこだわらず、柔軟に変化させていく方が自然なのかなと思いますね
今回は、体の変化を感じた時にセックスをどう変化させていくか考えてみました。
女性の体が変わったら
女性の体が変化したことで相談されるのが、摩擦による痛みです。粘膜が徐々に薄くなり潤いも少なくなってくると、挿入での摩擦で擦り切れやすくなるんですよね。特に入り口あたりは少し擦れてしまうだけでもピリピリした痛みが気になります。その痛みで更に濡れにくくなる人も多いのではないでしょうか。その場合は前戯も挿入も見直す必要があると思います。
前戯を見直す
前戯といっても股間!股間!の集中攻撃だとやっぱり粘膜に負担がかかりやすくなります。耳や首、鎖骨、背中などのゾクゾクする場所への愛撫で濡れやすくなる女性も多いので、股間以外の前戯を取り入れてみるのもいいと思います。
前戯から潤滑剤を
指を挿入する前戯は、愛液を全体に行き渡らせるためにも重要です。デリケートゾーン専用の潤滑剤を指に乗せて、膣口周り、小陰唇、クリトリスに塗り広げたら、更に潤滑剤を指に乗せて腟内にも塗ってもらってください。自前の愛液と馴染ませながら入り口付近から奥までゆっくり行き渡らせておくと、挿入時の心配もないし、何よりヌルヌルの指での愛撫は気持ちいいです!
挿入角度に注意
同じ体位でも、ちょっと角度を変えただけでも摩擦を強く感じることがあります。腟のカーブと竿のカーブに無理の無い挿入角度に気を付けると摩擦は軽減されます。正常位でいうと、抱き着き正常位で上半身をくっつけたまま男性が骨盤を振るのが一番スムーズで、男性が上半身を起こした正常位は、腟内のお腹側に亀頭が擦れます。
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