寝具を変えたときのセックス
今月から新生活が始まった人もいるのではないでしょうか。お引越しに合わせて寝具を全部新しく買い揃えたり、ステイホーム時間が増えたことで安眠を求めて寝具を買い替えた人もいるかもしれませんね。
さて、寝具を変えて初めてセックスすると何か変化を感じませんか。ベッドの沈み込みや新しいシーツのパリッとした肌ざわりなど、睡眠とは違う使い心地があると思います。私は寝具によってセックスの質が変わると思っているので、よそのお宅でセックスする時にも、ホテルでセックスする時にも気にしてしまいます。その結果気付いたことがあるので、今回は寝具とセックスについてお話しようと思います。
布団とベッドは硬ければ硬いほどいい
まず体全体の皮膚で感じるのはシーツでしょうね。裸でベッドに入った時のシーツの感触は前戯の快感に影響します。私は敏感な乳首を責められている間、無意識に手足をシーツに擦りつける癖があるので、シーツのガサつきには敏感なんですよ。お高めなホテルで使われている1枚で何万円もするエジプト綿やベッドに異常にこだわりのあるお宅のシルクのシーツは、あまりに気持ちよくて肌が酔いそうです。めちゃくちゃ下手くそなセックスでもシーツの海で手足をバタつかせているだけで、アヘアヘになってしまいます。自宅では高級なシーツを買う機会はなさそうなので、一般的な値段のコットンシーツをパリッと仕上げたり、寒い時期にはボアの敷きパッドを敷いたり、たまには細かいパイル地のシーツも使ったりして肌ざわりを楽しんでいます。
シーツの肌ざわりも大事ですが、それよりも気にしているのがベッドのスプリングと敷布団の厚さです。ベッドのスプリングは硬ければ硬いほど、敷布団が薄ければ薄いほどセックスは気持ちいいと思っています。ただしこれは挿入中に摩擦感を思う存分味わいたい人限定です。
硬いスプリングのベッド、薄い敷布団は、ピストンのエネルギーを無駄に吸収してしまうことがないので、強く突けば強い衝撃を腟で丸ごと受け止めることができるんですよね。腟内の粘膜をゴリゴリ摩擦され、腟の奥に亀頭をゴンゴンぶつけて欲しい女性にはぴったりなんです。正常位でも寝バックでもピストンを余すことなく味わうことができて、騎乗位や座位でも腰のふり幅がブレにくいので、途中でツルッと抜け出てしまう事故も起こりにくいです。
大学生の時、貧乏学生の家に入り浸ってセックスしまくっていたんですけど、ある時安いパイプベッドがセックスのしすぎで壊れてしまいました。そこで、パイプベッドの上に敷いて使っていたせんべい布団(長年使って限りなく薄くなった安い敷布団のこと)を畳の上に直置きしてみたらセックスが人生で最高に気持ちよくて、それ以来気にするようになりました。
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