そして3人はラブホテルへ
一軒目のラブホテルに入ったのだが、「3人で」とは言いづらく、富田と2人でカウンターのオババと話をした。その店は入口でタッチパネルのボタンを押して部屋を取れるシステムではなかったのだ。その間に近藤はカウンター脇の階段を脱兎のごとく駆け上がる。するとオババは「コラ! アンタ! 鏡で見えているんだからね! 3人はダメよ!」と怒られ、我々はそのホテルを後にした。
ここで我々は「3Pって普通はできないんだね~」ということを学習し、次のラブホテルへ。そこでは正直に「スイマセン、3人で使わせていただけませんでしょうか」とカウンターのオババに言った。すると「あぁ、そう。別に構わないわよ。ただ、『休憩』の4500円に加えて半額の2250円払ってね」と言う。
そこで僕は6750円を支払い、いざラブホテルの部屋に2人の女性とともに行く。こんなシチュエーションは初めてである。僕はすぐにシャワーを浴び、汗を流し、近藤にもシャワーを浴びるよう促す。すると彼女はこう言った。
「ねぇねぇ、やっぱ恥ずかしい。富田~、先に●●(僕のこと)とヤッてよ。それを見てからヤりたい」
富田はこれには仰天したものの、すぐに「ねぇねぇ、●●、私とヤッてもいいの?」と言うので「いや、ヤりたいけど。ヤろうよ」と伝えた。
富田はすぐにシャワーを浴び、全裸で戻ってきてそのGカップのボデーを見せつけ、近藤に対して「あのね、私だってアンタにこんな姿を見せたいわけじゃないの。でも、アンタの初体験のために●●とのセックス、見せてあげるわ」と言う。
近藤の前で、富田とのセックス
そこから僕は富田との一戦となるのであった。富田の胸にしゃぶりつき、お互いにオーラルセックスをしまくる展開を近藤に見せつけた。当初近藤は恥ずかしがって視線を逸らしていたが、途中から食い入るように我々の行為を見つづける。
そして途中「私、濡れてきた」と近藤は言うではないか! すると富田は「●●!(私のこと)私は十分気持ちがいいから早くイッて! そして近藤を次、相手して! 近藤! 今、すぐシャワーを浴びてきなさい!」と言い、僕は腰の動きを早め、果てた。
かくして富田は「良かったよ~」と言ってくれたのだが、その直後に近藤も風呂から出てきて胸から下にバスタオルを巻いていた。どうやら覚悟は決めたようだ。
当時22歳だった僕は富田と一発ヤッたものの、この段階で「別の女性」が全裸になっているだけにすぐにアソコが再びムクムクと屹立し、2回戦に突入。富田は「近藤! ガンバレ! ●●! 気持ちよくさせてやれ! 私がここで見ていてやる!」とエールを送ってくれる。
僕は近藤と30分ほどのセックスをしたのだが、富田が脇で「違う! もっとカリのあたりをレロレロしろ!」や「騎上位のときは腰をもっとゆっくりとグリングリン揺らせ!」などとボクシングのセコンドのごとく指示を出しつづけるのだ。
その後は3人で色々とやりつづけ、3人揃って「果てた」わけだが、このワケの分からない3Pはここからも続き、別の人物も登場し、さらなるカオス的展開を迎えるのである。ここからは次回以後!
Text/中川淳一郎
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