ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、キスが好きな女性って誰?」
担当編集I嬢:「セックスしてもいいけどキスはしたくない場合もあるから人間は難しいですね」
今週のテーマは「キスの意味」です。なぜ人類はキスをするのでしょうか? セックスをする意味だったらカンタンに即答できます。子孫繁栄のためである、と。人類にとって「生物」としての最大の目的は、子どもを作って自分の遺伝子を後世に残すことなので。
だったら極論、セックス(挿入)だけすれば済む話で、キスはする必要がないんですよね。キスだけで子どもを作ることは不可能なので。たった1回のセックスで妊娠することはあっても、キスは100回しようが200回しようが、永遠に子どもはできません。子孫繁栄目的の観念からはキスって、超ムダな行為ってことになります。
にも関わらずキスを交わす我々人類。多くの男女にとって、セックスにキスは付き物でしょうし、それどころかセックスせずキスだけってこともあるでしょう。キスフレって言葉もあるくらいですからね。キスフレ同士はセックスしませんが、セフレ同士はキスしているはず。そう考えるとキスって、セックスよりもたくさん交わされていることになりますね。
ちょいと各自で計算してみてくださいな。これまでの人生、キスした回数とセックスした回数、どっちが多いですか? おそらく、いや確実に大半の人が「キス」と答えるでしょう。
子孫繁栄には必要ないのにキスをする理由
今こそ全ての日本国民に問います。
人類はなぜキスをするのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「そういえばサクランボの持つところを舌で結べる人はキスが上手いって都市伝説があったっけ」とか「トイレットペーパーよりもサクランボまとめ買いで早速練習だ!」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。人類がキスをする理由は……!? 「命をかけても構わないほど愛しているから」です。
キスに使う部位は「口」です。口は、呼吸をするための部位。また、食べ物を摂取するための部位でもあります。呼吸も食べ物も、人間が命を維持するには欠かせない存在です。呼吸しなければ死んじゃうし、食べ物を摂らなくても死んじゃいますからね。
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