『オクテ女子のための恋愛基礎講座』書籍化を記念して、アルテイシアさん×一徹さんの対談を開催!
第5回は、女性がリードすることの必要性について、語っていただきました。
一徹さんは「女性がリードすること」をどう考えているのでしょうか。
男性もリードされたいって本当?
―草食系男子の多い現在、恋愛でもセックスでも女性に主導権を握られたい男性が多いと感じますが、どうでしょう?また、オクテ女子はどうすれば「男性にリードされたい」という幻想を捨てて、リードできるようになるでしょう?
アルテイシアさん(以下A):女性誌のアンケートによると、83%の男性が「セックスで女性に主導権を握られると嬉しい」と答えてます。
一徹さん(以下I):うーん…僕の場合、「主導権を握る=女性が尽くす」という意味なら、嬉しさより申し訳なさが先に立ってしまいますけど。でも「積極的にリードしてくれる」という意味なら、正直嬉しいです(笑)。
A:とはいえセックスでは受け身な女性が多いので、憧れも含めた数字かなと思いますね。
I:江戸時代には、セックスのイロハを教えて「筆おろし」してくれる女性がいたそうですが、現代の男性もそういう女性を求めてるのかもしれませんね。
A:私、自分が童貞好きなのは、前世がそういう筆おろし役だったのかなって気がするんですよ(笑)。実際、二十代の男子は「教えてほしい」「リードされたい」って願望が強いですね。熟女ブームも、そういう理由からじゃないでしょうか。
I:それはありますね。
A:男女共にリードされるほうが楽ですから。恋愛においても、男女共に「受け」だから何も始まらなくて、そんな状況で「攻め」られる女子が俄然有利になる。
なので「自分から誘うほどじゃないし」とか言ってないで「とりあえず誘う」に発想を転換してほしいです。
I:新刊の「恋愛力をアップさせる6つのS」でも書かれてましたね。たしかに男ってバカだから、女性が「もう一歩踏み出したい」と思っていても、察することができないんですよ。
A:古より男女間には「なんで察してくれないの?言ってくれなきゃわからないよ!戦争」が続いてきましたから。
I:本当にそうです!たとえばセックスでも、学生時代に付き合ってた彼女に「膣の中は全然気持ちよくないから、イキたいときイッてくれたらいい」と教えてもらったときは、「マンガやAVだとみんな膣が気持ち良さそうなのに!」とすごくビックリして(笑)。
A:「膣内(なか)がいいの~らめぇ~」って定番のセリフですよね。それにAVだと女優さんが必ず挿入でイクし。でも実際はクリトリスでイク女性が多数派ですもんね。
I:そうなんですよ。だからセックスだけじゃなくデートにしても、希望をちゃんと伝えてもらわないと、リードもできないんですよ。あと男性の経験が少ない場合、女性がリードするのもアリなんじゃないでしょうか。
A:男性に強引にリードされると「男らしい」「愛されてる」と誤解しがちだけど、単に女慣れしてるだけですからね。経験豊富な女子は「スマートにリードできる男や強引に口説いてくる男はヤリチン」とセンサーが働くけど、オクテ女子はセンサーの感度が低いので。
I:そこは実際に経験を積まないと気づけないところだし、本にあるように「まともな独身男性はオクテゆえに残っている」と、胸に刻んだほうがいいかもしれません。
A:たとえば女子が「終電逃しちゃった」とフラグを立てても、オクテ男子は「タクシー乗り場はこっちだよ」とフラグを折るし、「でもタクシー代かかるし」と言うと「じゃ漫喫はこっちだよ」とフラグを折る。「いい加減にせえ!」とチンコを折りたくなります。
I:あはは!でもそういう男性のほうが誠実だし、大事にしてくれそう。
A:うちの夫も、こちらが「もう遅いし夜道も暗いなあ!」と“家まで送ってくれフラグ”を立ててるのに「じゃっ!」とエイトマンのような速度で帰っていきました。
I:(笑)。でも送り届けたついでにセックスしようとする男より、ずっと誠実ですよね。
A:全然ガツガツしてないんですよ。周りを見回しても、幸せな結婚をしているのは「妻がオクテな草食夫を落とした」パターンが多い。逆に夫が肉食系だと、やっぱり浮気に苦しんでる妻が多い。
独身女性には「ときめく恋がほしいのか?安らげる家庭がほしいのか?」をしっかり考えて選んでほしいです。
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