『オクテ女子のための恋愛基礎講座』書籍化を記念して、アルテイシアさん×一徹さんの対談を開催!
第三回目は、ありのままの自分でマッチングするために、必要なことを語りあっていただきました。
王道モテで幸せになれるとは限らない
―新刊では「恋愛は選挙じゃない、本命を掴むには底引き網漁じゃなく、一本釣り」と書いてますが、どうすれば男受けや王道モテを狙わず、ありのままの自分で勝負できるようになるしょうか?
アルテイシア(以下A):王道モテを狙うのって、イク演技と似ていると思うんです。自分を偽ってるし、男性のファンタジーに応えるために無理している。
そんな風に王道モテを狙っても、マッチングはしませんよね。
一徹(以下I):最初はみんな、王道モテを目指しますよね。僕も目指しました。
でも無理だと気づいて、そこから全員にモテようとは思わなくなりました。
A:モテるために、どんなことをしたんですか?
I:ギャル男が流行っていた時代だったので、日焼けサロンに行きました。でも肌が真っ赤になるタイプなので痛くて…。すぐ挫折しちゃいました(笑)。
A:一徹さん、レーザー脱毛だったり、痛いチャレンジが多いですね(笑)。
「票田」ってあると思いませんか?ギャル男のときは、こういう女子にモテるとか。自分がモテたい相手に合った路線でいかないと、意味がないですよね。
I:まさにその通りで、ギャル男はそうそうに諦めました。
ただ僕はモテたい相手を選ぶ以前に、自分がマッチングできる場所を探しましたね。会話が苦手だから、じっくり話さなきゃいけないバーもダメだし。夜な夜な出会いを求めて、ストリートナンパに繰り出してました(笑)。
アルテイシアさんの票田はどこだったんですか?
A:私はハイスペ男子とは合わなかったんですよ。男尊女卑だったり、男を立てろと言われて、戦争になるから(笑)。
そこで、インテリ系やオタク系男子が票田だと気づきました。彼らと話していると、彼らも王道モテ系が苦手だったんです。私が男性に「ミスチルとフットサルが好き」と言われても困るように、女性に「パンケーキとネイルが好き」と言われても、何を話したらいいかわからない。
王道モテ系ならなくても、同じように王道モテ系が苦手な男子がいるので、そこを狙えばいいんです。
例えば、今だとオタク婚活パーティーやモンハンオフ会とかありますけど、カップル成立率が高いんですね。そういうピンポイントな場所に行くのもオススメです。
I:なるほど。自分の好きなことを認めてくれるわけですし、趣味の場で出会うのはいいですね。
でも女性ばかりの趣味だったら、出会いには繋がりませんね(笑)。
A:女友達が韓流ファンの集いに行ったら、全員おばさんだったそうです(笑)
でも自分が韓流好きでも、パートナーが韓流好きである必要はないですよね。パートナーが欲しいなら、異性がいる場に出かけて、韓流好きを認めてくれる人を選べばいいと思う。
一徹さんは、女性がどんな趣味を持っていても、かまわないですか?
I:相手に合わせるのは、全然苦じゃないですね。僕自身が、エッチくらいしか好きなことがないので(笑)。
あ、あとはひとりでぼーっとすることが好きですね。
A:バーでぼーっとすればいいじゃないですか(笑)
I:いつも人が話しかけてこない漫喫でボーッとしてます。家だとひとりでさみしいけど、漫喫ならひとりが大勢いるので、さみしくないし(笑)。
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