『オクテ女子のための恋愛基礎講座』書籍化を記念して、アルテイシアさん×一徹さんの対談を開催!
一徹さんにオクテ女子ならぬ「オクテ男子」だった当時のことを赤裸裸に語っていただきました。
早々に諦めた大学デビュー
ーまず一徹さんの非モテ時代のエピソードや、モテるための涙ぐましい努力などがあれば、教えていただけますか?というか、モテなかった時代ってあるのでしょうか?
一徹さん(以下I):あります。当時は女のコのことを意識するのが恥ずかしかったので、男同士でいるほうが楽しかったんですね。だから20歳くらいまで彼女はできませんでした。
アルテイシアさん(以下A):部活はしてましたか?
I:卓球部でした。
A:あー、それは…(笑)。バスケ部とかサッカー部だったら、もうちょっと違う青春だったかもしれませんね。モテないツートップが柔道部と剣道部だってよく聞くんですよ。3位くらいが卓球部(笑)。
I:でも、僕、クイズ研究会や天文研究会のほうがモテないと思って安心してたんですよ(笑)。今考えると、同じようなものだったのかも。
A:その時代のつらいエピソードはありますか?
I:高校2年の夏休み明けって、みんな脱・童貞をカミングアウトするじゃないですか?
僕だけヤッてなかったんで、ヤッたって嘘ついたことですかね(笑)。
A:わかりやすい嘘をつきましたね!
I:でも一回経験していることになるから、いざ本当にするときは「上手にできなきゃいけない!」って自分の中でプレッシャーになっちゃったんですよ。だから、より初体験が遠のくってスパイラルに陥ってましたね(笑)。
A:男性界って「ヤッた奴がエラい」って風潮があるから、経験者は先輩風吹かせますよね。
先日、電車に乗っていたら男子高校生が「処女を見分ける方法」を話し合ってたんですよ。聞き耳を立てていたら「処女じゃない女は自分からチンポをさわってくる!」とドヤ顔で語っていて「いや、そうじゃない女もいるぞ!」と参加しそうになりました。
I:参加したらビックリされたでしょうね(笑)。僕はそういう生々しい話は恥ずかしくってできなかったですね。AVの話題が限界でした。
だから、大学時代もセックスするのは無理だろうなって、ひたすらオナニーしてました。
A:どれくらいしてたんですか?
I:基本、毎日です(笑)。
大学に入学したら女のコと恋愛できるんじゃないかって、受験勉強をがんばったんですが、新歓コンパのノリについていけなくて…。コンパ後、終電もなくなって歩いて帰ってるときに「俺にはキラキラ系は無理なんだ」って、ひたすら悲しい気持ちになりましたね。
A:キラキラ系の大学生が道で騒いでると、戦車で轢いたろかと思いますよね。
I:まさに、当時の僕の心境です(笑)。