本当に「ムズムズ」したい?
最近、あっちこっちで「ムズキュン男子」という言葉を目にするようになりました。どうやら世間では、「ムズムズすること」が流行っているようです。筆者の認識では、「ムズキュン男子が流行っている」というよりも、「ムズムズすることが流行っている」ように見受けられます。「ファッ? 同じでしょ?」と思うかもしれませんが、とんでもない! まずは、その微妙な差からお話しますね。
おっと、その前に。「男子に対して」でなくとも、最近なにか「ムズムズした体験」ってございますでしょうか? 「くしゃみが出そうで出ずムズムズした」とか、「背中の、手の届かない箇所が痒くなりムズムズした」とか、「Tバックを着用中、マンポジョンがズレて具がはみ出しムズムズした」とか……etc。
いずれにせよ、ムズムズって不快な状態を指す言葉なんです。ってことは、つまりムズキュン男子も、我々婦女子に不快な感情を与える存在。「さっさと手ェ、出してこいや、コラァ!」「オンナ慣れしていないにもほどがあるだろう、ボケがッ!」と。
しかし、そのまんま不快な気持ちでいても疲れるので、賢明な婦女子たちは、発想を転換させることに気付いたのです。「私をこんなにもムズムズさせるあなたにキュンキュン♪」と。
以上を踏まえると、ムズキュン男子が流行っているわけじゃないってことは明確ですよね。できればグイグイ来てほしいのが、婦女子の本音なのですから。
ムズキュン男子の対極を行くのがグイグイ男子です。両者の違いを、ここでは以下のように定義します。
ムズキュン男子:何ヶ月もセックスを求めてこない男子
グイグイ男子:出会ったその日にセックスを求める男子
2択でどちらか選べと言われたらどうします? ……なんだかんだで、グイグイ男子を選ぶ婦女子のほうが多いかと存じます。「何もしない」という約束でお泊まりしたものの、本当に指一本触れられないと、大半の婦女子は自ら擦り寄って、男子の腕に乳房を押しつけたり、男子の頬にキッスを仕掛けたりするというタレコミが多数寄せられておりますゆえ。
とは言え、「2択どちらか選ばなければならない!」と迫られたから、仕方なくオラオラ男子を選んだ婦女子がほとんどでしょう。「出会ったその日のうちは早過ぎるし、出会って何ヶ月もおあずけを喰らうのも遅すぎるので、その中間地点で!」が本音ですよね?
今回は、中間地点のタイミングでセックスする方法をご提案します。キーワードは、「先手必勝大作戦」です。
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