目眩がするほど安易な話ですが、母乳モノって射精のメタファーでもあり、しかもそれが見飽きた男性器ではなく、大好きなおっぱいから出てくるわけですから、潮吹きと同じくらいAVの一大ジャンルになってもおかしくない気がしますよね。
でも、実際にそうなっていないのは、母乳の出る子がAVに出演する確率の低さを考えると当然のことですが、それ以前に倫理的にどうなの……という点のせいでしょうか。さっきからこんなことを書いている私(執筆時、クリスマス)も、同じような気持ちでいます。
そんな気持ちを背徳感をエロに変えるのが、メーカー・妄想族です。これまた安易な想像ですが、中の人が「妄走族」(世田谷近辺の暴走族から派生したヒップホップグループ)のファンである可能性を考えると、いかにも! といった感じで最高です。
中出しを断われない、母乳の出るロリ人妻
そんな妄想族が制作する母乳AVを観てみたら、もうなんか女の子がすごい! 黒髪パッツン前髪と、黒地にフリルがついたワンピース、虚ろな目。巷のメンヘラ像を絵に書いたような子です。しかも18歳で人妻。色々と邪推しそうになりますが、おっぱいはウォーターベッドのようにふにゃふにゃしていて、つまむと母乳が垂れてきます。
古びた団地の散らかった一室で撮影された、彼女の痴態が延々と流れてきます。玄関先でいきなりカメラの前で胸元をはだけさせられても、何も言わずに男の唾液を求める彼女。黒いワンピースに赤い首輪を付けられて、机に貼り付けたディルドを当たり前のように舐めはじめます。
それから男の足指やアナル、特に脇毛を嬉しそうに舐めていました。その表情には、普段から調教している子をキャスティングしたんじゃないかと思うほど、危うさがあります。手の甲にある痣が、やけに気になります。
彼女は受け答えにも妙な“ズレ”があり、「一回出しちゃったから、二回も三回も一緒だよね?」と男から強引に迫られると、「ああ、そういうものなのかな」という表情で了承してしまいます。汚れた和室で犯される姿は生々しく、男から語られた「高校生の時に中出しを断われず妊娠した」という話がやけにリアリティで溢れています。
お風呂に入ると、汗で適度に分かれた前髪から美少女であることがよくわかります。彼女は「とにかく好きじゃない人でも、やりまくってきた人生だった」と話し、最後は3Pで言葉責めされながら中出し。その精液を奥深く入れるように、自分から深く指を入れていました。
人は他人から求められることに喜びを覚える生き物であることを思い知らされる一作です。
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