SM要素を含んだ刺激的な恋愛小説で、全世界の女性を魅了し累計1億部を超える大ベストセラーになった『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。
今回は、2月13日(金)から全国で映画化されることに合わせて、原作者E.L.ジェイムズさんにAMで『素敵ビッチのたのしい性活』連載中のBetsyがインタビューしてきました。
セックスに関する質問には少し照れながらも気さくに答えていただきましたよ!
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』とSM
―『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、純粋な女子大生アナが、若くして成功したハンサムな富豪クリスチャン・グレイに見初められ恋に落ちるというシンデレラストーリーですよね。そこにSMの要素を入れようと思った理由は何ですか?
E.L.ジェイムズさん(以下、敬称略): 入れない理由ある?(笑)
一同:(笑)
J: 物語にちょっとスパイスが必要だったの。それに、「もしも自分の全く知らない世界の人と知り合って、そこに足を踏み入れることになったらどうなるのか」を追及したいと思ったのがこの本を書いたきっかけでもあって。
―SMだけでなく、セックスシーンもたくさん出てきますよね。本の中では様々な所で音楽がよく出てきて、一部のセックスシーンでもクラシック音楽が使われていました。
音楽はセックスに何か関係があると思いますか?
J: 関係があるのかは状況によるわね。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の音楽を使ったセックスシーンでは、視覚と聴覚を制限されてアナは皮膚感覚に頼るしかなかった。その状況が、セックスをよりエロティックでエキサイティングにしたと思うわ。
それにその時の曲が、どんどん声が重なり力強くなっていく合唱だから、全ての感覚や興奮を高める効果もあったと思う。
―実は、それが私の一番お気に入りのシーンなんです!
J: うふふ。そのシーンは書くのも楽しかったわ。