雨に濡れたウルトラマンを見て…
じゃあ、次は僕がいかせていただきます。僕の性の目覚めは、子供向け番組でして…
ウルトラマンが雨の中で戦って
ヌラヌラになるのを見た
ヌラヌラ…!?
ウルトラマンの材質って、水に塗れるとヌラヌラするんです。
テカテカとかツルツルとかではなく?
違います! テカテカとかツルツルだと、傘が雨に濡れて水をはじいている感じじゃないですか。 ウルトラマンは少しだけ水を吸っている感じです。
今日はあえて似たような素材の服を着てきたのですが、わかりますかね? こういう感じです。
ああ、なるほど。なんとなくわかりました。
それを見た時に、とにかくドキドキしました。小学校1年生だったので、自分が何をどう感じているのかもわからないのですが「大丈夫なのかな?風邪ひいちゃったかな?」と不安になったのが印象に残っています。
何がそんなに琴線に触れたんですかね?
ウルトラマンってシルバーもあるけど、全体的に「赤色」じゃないですか。だから、大人になって思えば、当時の僕は、わからないなりに「性器」を連想していたのかなと思っています。
雨に濡れたウルトラマン→赤いヌラヌラ→性器。すごい連想ゲームですね。
人間の本能で、赤いものがヌラヌラになっていたら、脳が「興奮しろ」と信号を出すようになっているんだと思います。
たしかに、女性が真っ赤な口紅を塗るのもそういうイメージを想起させるためという説もありますよね。
それに、ウルトラマンってボディーライン出てますもんね。
そうそう、それにウルトラマンって若干、胸もあるんですよ。
胸っていうか「胸筋」ですよね?
そうです。でも、小学1年生なので、男と女の区別もつかないので、胸は全部「おっぱい」なんです。
さすがにその区別はつくでしょとは思いますが、そういういろんな要因が重なって遺伝子レベルで興奮したわけですね。
で、この話にはまだ続きが合って、大人になるまでずっと「この気持ちは何なんだろう?」と思い続けるんですが、ある日はじめてラバースーツを見るんです。
バットマンの「キャットウーマン」とかが着ているやつですね。
ピチピチツルツルのやつですね。
そうです! それを見た瞬間に「これだ!」とつながったわけです。
つまり、ギャラクシーさんは…
ラバースーツ大好きです!
やっぱり、性の目覚めと、その後の性癖ってつながっているんですね。
好きすぎて、一度、ラバースーツ愛好家の方に取材したことがあるんです。
じゃあ、その人たちも、ウルトラマンを見て興奮してこの道に入ったとおっしゃっていて「その性の目覚めはラバースーツ業界ではメジャーな話だよ」と言われました。
ラバースーツあるあるなんだ!
つまり、これは声を大にして言いたいんですが、ウルトラマンはエロいんです
ウルトラマンはエロい…。深いなぁ…。
でも、ウルトラマンにもたくさん種類がいますよね? 一番、エロいウルトラマンは、どれなんですか?
そりゃ、もちろんウルトラセブンでしょうね。
何が「もちろん」なんですか?
理由は、赤色の面積が多いからです。
あと、やっぱりアイスラッガーが使えるからじゃないですか?
急にどうしたんですか?
取れると頭部がツルっとするじゃないですか。
???
その意見、正しいです。
ウルトラの母はどうなんですか?
ウルトラの母は、狙いすぎかなぁ
ウルトラマン、難しいなぁ~
伝説の少年漫画で…
じゃあ、次は私がいかせてもらいますね! 私の性の目覚めは、こちらです。
漫画「オヤマ! 菊之助」
うわー! 懐かしいー!
これ、めっちゃわかる!!!
えっ? 私はわからないです、どんな漫画なんですか?
少年誌に載っていたエロい漫画です。少年誌でここまで直接的にエッチな漫画は、後にも先にもこの漫画だけではないでしょうか。さすがに本番行為はないものの、前戯くらいまでの描写はたくさんありました。
当時も、アクシデント的にエッチなハプニングが起こっちゃう漫画はありましたが、この漫画は、主人公が女の子の身体を、意図的に触ったり、舐めたりしていましたよね。
えー、すごい! それが青年誌ではなく、少年誌に載ってたんですね!
それまで「BOYS BE..」とかちょっとエッチな漫画は読んだことはあったのですが、ガチでエロい漫画を読んだのは「オヤマ! 菊之助」が初めてだったので、とにかく夢中で読んだ記憶があります。
それって何歳くらいの話ですか?
たしか、小5くらいのときだったと思います。
その漫画の中でも、とくに印象に残っているのは、どこですか?
主人公・菊之助のお父さんが、準レギュラー格のメガネの大人しい女の子にマッサージするエピソードがグッときました。
マッサージってエロいですよね。
その影響で、エロ漫画をめっちゃ読むようになりました。菊之助が「おっぱい好き」だったこともあり、おっぱいが大きい女の子が出てくる作品を好んで選んでいます。
めちゃくちゃ菊之助に影響受けてる。
やっぱり、性の目覚めと今の性癖ってつながっているんですね。
ちなみに僕が好きなエピソードは、イタズラ猿に捕まったヒロインたちがいろんな楽器で…
セブ山さんのはいいです。
シャワーのホースを…
次は、私がいきますね。私の性の目覚めは…
夏の水遊びでシャワーの水圧
意外と今回、物理的な刺激での性の目覚めエピソードは少なかったですが、ついに!
シャワーが当たった刺激で、みたいな話はよく聞きますよね。
そういうシャワーの話とはちょっと違うかもしれません…
えっ、そうなんですか?
シャワーの話に行く前に、そもそも一番最初にアソコに「刺激」を感じたのは、メンソレータムでして。
メンソレータムって、あのメンソレータムですか?
はい、あのメンソレータムです。何で塗ったのか覚えていないのですが、たぶん、子どもながらに興味はあったのだと思います。
メンソレータムをアソコに塗ると、どうなるんですか?
スースーして気持ち良くなりました。一度、塗ると病みつきになって、それから親に隠れて毎日メンソレータムを塗っていました。
そんなに毎日、使っていたら、どんどん減っていって、親に不審がられなかったんですか?
減りが早いことについては何も言われませんでしたが、塗った手がベタベタするので大量のティッシュで拭いて、それは親に「ティッシュの減りがやけに早いけど」とは言われました。「やばい、あんまりティッシュ使わないようにしよう」と思いました
そもそも、メンソレータムをアソコに塗って、痛くないんですか?
全然痛くないし、沁みないですよ。でも、オーデコロンとかアルコール成分が入っているのは沁みましたね。
ひと通り試したんですね…!
家に常備されている薬は、ひと通り試しました。マキロンとかオロナインとか。
何なんですか、その飽くなき探求心は。
たぶん「薬だから大丈夫」という安心感があったんだと思います。「身体に悪いわけがないだろう」というのがあったから、いろいろ塗りたくったんだと思います。
やっぱり、塗るならメンソレータムですか?
オロナインにもハマったけど、やっぱり塗るならメンソレータムですね。メンソレータムのスースーは優しいです。
メンソレータムのスースーは優しい。名言ですね。勤勉なAM読者は、きっと今ドラッグストアに走っていることでしょう。
そんなことを繰り返していたある日、すごく暑かったので蛇口にホースをつけて水浴びしていたんです。涼しくて気持ち良かったから「そうだ、この冷たくて気持ちいい水を股間にあてたらどうなるだろう」と思って、当ててみたんです。
どうなりましたか?
冷たくて気持ちいいのと、水圧で気持ちいいのが相まって、めちゃくちゃ気持ち良かったです。それにもハマって、しょっちゅうホースで水を浴びていました。
言われてみれば、実際の性行為では「熱い」「温かい」はあっても、「冷たい」はないから、刺激としてはいいかもしれませんね。
実は、まだこの話には続きがありまして、ある時、「こんなに気持ちいいならホースを中に入れてみたらどうなるだろう」と思ったんです。
えっ!?
で、入れてみたら、スポッと入ったんです
すごい…!
それもめちゃくちゃ気持ちよかった。夏限定の楽しみでしたが、親の目を盗んでホースを入れていましたね。
それは、おいくつくらいですか?
小学3・4年生の頃だったと思います。
それって水はどこに行くんですか?
え? 水はどんどん出ていきますよ。
あっ、そうなんですね。
そりゃそうでしょ、アメリカのカートゥーンアニメみたいにLさんがどんどん膨らんでいくわけないでしょ。
それにしても、すごいお話ですね…!
親がいくら制限しても、子どもはどこからか性の入り口を見つけるんですね。