大事なのはハッタリをかます精神!

 筆者が推奨するベストアンサーは、「私の膣は、そんじょそこらの膣とはわけが違うから……」です!

 膣外射精名人のあなたでも、私の「ハイパーメディアクリエイティブ膣」に締め付けられたら、感覚が狂ってドピュッと発射してしまうでしょう……と、巫女のように予言しましょう。実際の締まり具合が平々凡々だとしても、そこは嘘も方便です。

 大事なのは、ハッタリをかます精神!「週5で膣トレのスクールにも通っているの」くらい言っちゃっても問題ないでしょう。

 ゴム付きでの挿入後、「大口を叩きやがって!」「ごく普通の膣じゃねえか!」などと罵る男性は滅多にいないでしょうが、筆者の経験上、「やっぱりゴム外していいかね?」と再交渉してくるケースは非常に多いです。そこで登場させるのが、「必殺・だいしゅきホールド」

「だいしゅきホールド」とは、生セックスにおけるクライマックスで、女性が男性のボディを両足で挟み、抜けないようにホールドする行為のことです。妊娠の既成事実を作りたい女性たちの必殺技と言われています。その秘技を、ゴムセックスに導入させるのです。
いったん抜いてゴムを外しての再挿入を試みる男心をもて遊ぶかの如く、ガッチリと挟み込みましょう。

「ハイパーメディアクリエイティブ膣」だの「だいしゅきホールド」だの、ひと手間もふた手間もかけさせる生ハメ野郎と比べると、速やかにコンドームを装着する男性が紳士に思えてきますね。彼らは、毎度のセックスできっちりコンドームを装着する、言わば「コンドームの名人」です。

「猿も木から落ちる」に則ると、コンドーム名人でも失敗することがある……という意味になりますが、筆者の経験上、失敗は滅多に起こらないですよ。

 精液溜めに空気が入りピストン運動中に破裂しただとか、着け方が緩かったのか膣の中ですっぽ抜けてしまっただとか、そういったトラブルは、筆者の17年間のセックス人生で一度もないです。せいぜい、装着時にチン毛を巻き込み、「いてて……」となる程度。失敗のうちに入りません。