「新たな色恋」に踏み出そう

 さて、「大切にしたいマンコに旅をさせよ」とは、どういう解釈になるでしょうか。
言うまでもないですが、「年末はハワイ、お盆休みにはグアム!」という意味ではないですよ。冒頭で述べたことわざ本来の意味を思い出してください。「世の中の苦労や辛さを経験させたほうが、後の人生において役立つ」とあります。
「苦労や辛さ」と言われるとビビッてしまいますが、要するに「傷つくことを怖れず、色々経験しよう」ってカンジです。

 たかだか一度や二度、オトコにこっぴどい目に遭わされたからと言って、「オトコなんて懲り懲り!」と、色恋のマウンドから降りる女性のなんと多いことでしょう!
こっぴどい目に遭わされたからこそ、次こそはナイスガイをゲットし、幸せになる権利があなたにはあるのですぞ!

「もう傷つきたくないの」などとメソメソ泣いている場合ではありません。あなたが流すべき液体は、涙ではなく愛液です! 液体は、目ん玉からではなく、マンコから出すべきなのです。

 あなたがメソメソ泣いている間も、あなたをこっぴどい目に遭わせたチンカス野郎は、のうのうと生きているのですよ! ましてや、オナニーにしろ他の女性とのセックスにしろ、チンコの先から精液という液体を分泌していると思うと、負けずにこっちも分泌せねばと闘志が高まってくるはず!

 傷つくことを怖れず、「新たな色恋」という旅路に一歩を踏み出しましょう。

Text/菊池美佳子