不本意プレイに「儲け」はあったか?

 惚れたオトコのために不本意なプレイにも応じている乙女の皆さん! アナル攻めや生ハメなどを受け入れたことで、何か「儲け」はありましたか?
「儲け」と言っても、「アナルをほじらせてくれてどうもありがとう! はい、100円」とか、「生ハメ対応どうもありがとう! はい、500円」とか、金銭的な儲けではないですよ。精神的、もしくは肉体的な「儲け」のほうです。

 相手の指に「茶色いおみやげ」が付着するかもしれない不安に苛まれつつアナルをほじらせたことで、「結婚してくれ。新居はタワーマンションの最上階を賃貸じゃなく分譲で用意しているよ。家政婦を雇うから、キミは三食昼寝付きでOKさ」とプロポーズしてくれる……なんてサプライズはありません。

 生ハメ対応も然り。「万が一デキちゃったらどうしよう……」と怯えながらのセックスでは快感に集中できないので、肉体的快感が激減します。そのうえ、「キミも生チンポのほうが感じるんだろう?」などとドヤ顔されることでイラッとし、精神的にもテンションダウンです。

身勝手プレイはヘタレセックスの証拠

 これは筆者が実体験から学んだことなのですが、女性側の気持ちも考えずに身勝手なプレイを仕掛けてくる男性って、たいていヘタレセックスしやがるんですよね。前戯で散々アナルを弄りまわして体力を使い果たしたのか、肝心の挿入タイムで中折れしたりするんですよ!

 ペース配分ができないのは、計算ができない証拠です。給料が入った途端パーッと使ってしまい、月末に消費者金融のお世話になるタイプでしょう。当然、貯金もゼロに違いありません。まとめると、アナルをほじりたがる男性は一文無しです。

 生ハメしたがる男性も、揃いも揃ってチン毛がくたびれた粗チン野郎ばかりですよ。粗チンの分際でコンドームセックス以上の快楽を求めるのは、己の器がわかっていない証拠です。
身の程もわきまえず、「脱サラしてネオヒルズ族を目指すぜ!」「いや、海賊王に俺はなる!」など分不相応な夢を抱き、しかしその夢は叶わず、会社員時代の貯金を取り崩すという末路を辿るでしょう。まとめると、生ハメしたがる男性は一文無しです。

 まさに、中折れ損のくたびれチン毛!  一文無しオトコのために、無駄な苦労をするのが馬鹿馬鹿しくなってきたはずです。その労力は、中折れしない、フワフワチン毛な紳士のために残しておきましょう。

Text/菊池美佳子