自分が楽しむよりとにかくすごいテクを知りたい女子たち
ベッツィー:そうそう、女子からの相談でいちばん多いのって「なにかすごいテクを教えてください!!」ってやつなんですよ。
で、すごいテクを身につけてどうしたいかっていうと、それで彼を楽しませたいとか自分が楽しみたいとかじゃなくて、「彼氏をつなぎ止めたい」とか「セックスレスになるのが恐いから」とかなんですよ。
峰:だからすごいテクが知りたい女子のためにアナル責め情報を載せてるわけですね!
ベッツィー:アナルに手を出すなんていかにもすごいテクっぽいですもんね!
峰:そう考えると、女性誌のセックス特集は女子の持つ自分のセックスへの不安にちゃんと答える形になってるんですね。
ベッツィー:でも悪影響でしかないですよね……。
セックス初心者の人ほど「なんかすごいテク」を知りたがりますけど、でもその前に当たり前のこととして知っておくべきことってあるじゃないですか。
例えば、セックス中に相手が気持ちいいと思ってるかちゃんと見ておくこと。
それって初心者の人ってまずやらないんですよね。
雑誌で見たテクニックを無我夢中でやって、相手がどう反応してるか、どのポイントが好きなのかをぜんぜん見ないでちんこしか見えてない。
峰:セックスがヘタな男といっしょのカラクリじゃないですか!!
ベッツィー:そうですね、それで結局、自分が気持ちよくなることを蔑ろにしてるんじゃないかなっていうのが心配。
まず自分が気持ち良くなって、相手も気持ちよくなって、それが大切だと思うんですけど、とにかくテクニックテクニックってばっかりで。