マイナス40度のアオカンは死と隣り合わせ

J:あと、日本人は大人になっても実家暮らしの人が多いよね。欧米では独立するのが当然だし、家賃をシェアするために同棲するカップルが多い。同棲して子どもができたのをキッカケに結婚、がよくあるパターン。

アル:私の周りで結婚してる子もそのパターンが多い。実家暮らしから結婚となると、ハードルが高いよね。
上野千鶴子さんが「日本のラブホ文化も原因の1つだ」と書いてたよ。日本はラブホテルがいっぱいあるから、実家暮らしでもセックスする場所に困らないって。

J:ああ、たしかに!日本ってラブホテルめっちゃあるよね!

アル:『妖精が忘れた緑の時間』とかな。

J:何それ?

アル:神戸にある有名なラブホ(笑)。実家を出なきゃセックスできないのも、独立の追い風になるんじゃない?

J:うん。高校時代とか、車や野外でセックスするカップルが多かったよ。でもカナダって冬場はマイナス40度とかになるから(笑)。

アル:チンコで釘が打てます、みたいな(笑)。マイナス40度のアオカンは死と隣り合わせだよね。その「凍死も辞さず」の心意気がすごいと思う。日本は温かい室内でオナニーする国なのか。

J:日本はバーに飲みに行っても、スマホいじってる客が多いよね。なんでバーに来てるのに誰とも会話しないわけ?

アル:右手にスマホ、左手にオナホの国だから。南米系の男の子とかは1秒でナンパしてくるよね。

J:南米系は女性もナンパしてくるよ。気に入った男がいたらジーッと視線を送るのが普通な感じ。

アル:日本でそれやったら痴女と思われるもんな。男友達もブラジル人女性にバーでナンパされたって。で、セックスしたら騎乗位で暴れ狂ったうえ「フライハイ!」と叫ばれたって。

J:フライハイ(笑)。たしかにすっごい叫ぶ人もいるよね。あと南米の女性とする時は、腰を手で固定しないと不安。騎乗位でワイルドに動かれると、折れそうになるから。

アル:実際、たまに折れるらしいね。ムカつく男の陰茎を騎乗位でへし折るのは、技としてアリだよな。

J:怖いこと言わないでよ(笑)。使い物にならなくなるよ。

アル:だからそれが狙いなんだよ。ちなみに『くノ一忍法帳』には、股間から泡を出して敵のペニスを溶かす『蟹泡地獄』という技がある。

J:くノ一ってすごいな! 

アル:まあフィクションだけどな。