6人目のゲストはNさん(47歳、出版関係)。
「結婚願望はあるのにバツなし独身」の彼と本音トークしました♪
前回の<「高スペックで独身」は致命的欠点のせい?>とあわせてご覧ください。
第2回:「受け」は「攻め」とマッチングするのがベスト
アルテイシア(以下、アル):前回は『高スペックで独身の男性は「致命的欠陥があるのでは?」と疑われるけど、ほとんどはオクテなだけ』という話をしましたが。そんなオクテ男性が結婚したければ“とにかく結婚したい女性”と出会うのが一番ですよ。特に35歳以上で年齢的に尻に火がついている女性。
そういう女性と出会ったら、向こうが「はい、次は親に会って」とグイグイ引っ張ってくれるから。
N:うーん…。
アル:「自然に出会って結婚につながれば」とか十代の乙女みたいな夢を見ず。
N:今まさにそれを言おうとしていました(笑)。
アル:知り合いに高スペックなのに独身のアラフォー男性がいたんですが、その彼もガチ受け(=ガチガチに受け身)で。たとえば合コンでいいなと思う女性に出会っても、自分から誘わない。「なんで誘わないんですか?」と聞くと、「気に入ったら向こうから連絡がくるかなって…」と乙女のような返事が返ってくる。
N:耳が痛い…。
アル:その彼は「とにかく結婚したい!」という女性を紹介されて、あっという間に結婚しました。
本気で結婚したいなら「受け」は「攻め」とマッチングするのがベスト。そういう女性を紹介してもらうか、真剣度の高い婚活パーティーに行ってはどうですか?
N:まあ、その方が話は早いんでしょうけど…。
アル:「もっと自然な形で好きな人と出会って結婚したい」みたいな?
N:結局、それでこの年まで結婚できてないのにね。ホント僕っておじさんなのに乙女ですね。
アル:陸奥A子*の漫画に出てくる昭和の乙女っぽいですね。
(*70~80年代『りぼん』で絶大なる人気を博した少女漫画家。『たそがれ時にみつけたの』『おしゃべりな瞳』など)
Nさんは恋に恋する乙女で、片想いが好きなんじゃないですか?
N:「いつも片想い期間が長すぎて友達になっちゃう」ってことは、片想いが好きなんでしょうね。そうやって自己完結しているから厄介なんだろうな。
アル:いいんじゃないですか?片思いが好きで楽しいんであれば。べつに厄介じゃないですよ。
N:本当ですか?
アル:まあ女からしたら厄介だけど。
N:どっちなんですか(笑)。
アル:だって片想いされ続けるためには、憧れの存在でい続けなきゃダメで、屁もできないじゃないですか。
N:アルさんは屁をするんですか?
アル:屁をしない人間はいないですよ。
N:いや、旦那さんの前で。
アル:わが家は「どんどん屁をしよう」という方針なんです。
昔、陣内が紀香と結婚していた時に、テレビで「お互いの前で屁をしないルール」と語っていて、夫は「屁のできない家は滅びる」と予言してました。
N:実際に離婚しましたもんね(笑)。予言は的中したのか。
アル:夫婦の方針はそれぞれだと思いますが。ただ私は「夫婦とはノロウィルスに感染して下痢嘔吐している時に看病しあう関係だ」という意見なんです。だからカッコつけなきゃいけない相手とは続かないなって。
N:そうですよねえ…。僕は「結婚」ってものをリアルにイメージできてないのかもしれない。47歳のオッサンが言うことじゃないけど。