PMSの要因でもあるプロゲステロンは、
妊娠時に必要なホルモン!

PMSの症状が出てくる黄体期(排卵後2週間のこと)は、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されています。
辛い症状を引き起こしてしまうプロゲステロン(黄体ホルモン)ですが、これは妊娠時に必要になる大切なホルモンなのです。

◆関口先生の解説

「PMSの症状を引き起こすプロゲステロンは、子宮内膜を厚くして卵が着床しやすくする、妊娠を望む女性には欠かせないホルモン。プロゲステロンの分泌が悪ければ、妊娠しづらかったり、赤ちゃんが育ちにくくなったりします。
つまり、PMSの症状が強く出ていることは、言い換えればプロゲステロンがしっかりと分泌されていること。すなわち赤ちゃんを育てられる子宮を持っている、妊娠に向いた身体ということです。

PMSの症状に悩む人は、基礎体温を継続的に測って月経周期を把握しましょう。そして症状が出やすい時期は、仕事を早めに切り上げて、家に帰ってゆっくり身体を休める。
イライラしたら軽めの運動をして、リフレッシュする。ゆったりお風呂に浸かって、リラックスして過ごす。こうした日々の心がけ次第で症状も和らぎますよ」

PMSの症状が重いと辛いですが、妊娠に向いている身体だと考えると、気持ちが楽になってくるような気がします。
次回は、月経期の過ごし方について先生に伺っていきます。

監修/関口由紀先生
Text/平川恵

※この記事は2014年12月18日に掲載された記事を再掲載したものです。