女性ホルモンの減少が招く、腟クライシス!

女性ホルモンが減ると、身体には様々な症状が勃発してしまうそうなんです!

<関口先生の解説>
閉経後の女性ホルモンの分泌量の減少は深刻です。
ホルモンの働きで身体は正常な状態を保てていたのが、そのバランスが崩れることで様々な問題が顕在化してきます。

代謝が落ちて内臓脂肪がつき肥満になりやすくなる、骨密度が減って骨がもろくなるなど美容や健康上の問題だけでなく、前述した性行為の困難、腟の緩みなど、セックスにまつわるトラブルも多々起こります」

女性ホルモンの低下を食い止める方法はないのでしょうか?

<関口先生の解説>
「加齢により女性ホルモンが減るのは仕方がないことなのですが、減少のスピードをゆるやかにすることはできます。
基本は適度な運動とバランスのいい食事や正しい生活習慣。

女性ホルモンの分泌量は20代後半を境に減る一方ですから、いざトラブルがあってから慌てるよりは、20~30代の人こそ今から生活を見直して欲しいですね」

次回は、腟のアンチエイジング方法について伺っていきます。

監修/関口由紀先生
Text/平川恵

初出:2014.09.25