セフレに対する執着を手放すこと
AM: 都合のいい女状態になって苦しむ女子に、アドバイスはありますか?
アル: まず、男って本命は最初から本命扱いするんですよ。やる前から、本命かセフレ候補か決まっている。で、セフレから本命への昇格はまずない。
だからやる前に「付き合う気あるの?」と確認して、あやふやな態度なら「ナシ」と判断した方がいい。
現在セフレになってる人は「これは本能が生み出した執着だ」と自覚して、手放す努力をした方がいい。
セックスから始まっても、男は本命にしたい女を都合のいい女扱いしないから。「都合のいい扱いをされているな」と感じたら、昇格はないと諦めて、新規をあたった方がいい。
AM: 新規が現れれば、執着を手放せますもんね。
アル: 宇野千代先生も「女は裸足では歩けない」と書いていましたし。女は次の靴がないと、古い靴をなかなか脱げない。
次の男はそう簡単に見つからないけど、「ちょっぴり気になる存在」でいいんです。そんな存在がいれば、窓が開くから。「彼しかいない」と思いつめている状態に、風が吹く。 そしたら「世の中の半分は男なのに、なぜ彼に執着しているんだろう?」と思えるから。
あとセフレ状態で苦しむ人は、その彼のせいで不幸なのに「彼と付き合えば幸せになれる」ってイメージを描いて、そのイメージに執着している。「そんな未来はない」と認めないと、前に進めないですよね。
AM: 同感です。認めて前に進まないと、ずっと苦しいままですもんね。
アル: 「好きな人と愛のあるセックスをするから、心身ともに満たされる」って女子が大半だし、そうじゃないとすり減る子が多い。すり減らないために、新刊では恋愛についても書きました。
AM:<ヤリ捨て被害を防ぐための十か条>とか目からウロコでしたよ。
<とことん恨む><後悔する>とか、綺麗事じゃない本音の言葉だなって。
アル: 私も昔、ひどい扱いを受けたのに「彼には感謝もしている」と綺麗事を言っていて。そしたら女友達が「バカ言うな!あいつはとんでもないモノを傷つけた、あんたの心だ!」と銭型のように叱ってくれました。
AM: そういう味方がいると救われますよね。女友達がいれば、前に進めると思います。
アル:ほんと、女子会は互助会ですよ。
セクシャリティは異性愛者だけど、魂は女の方が好きって女子も多いと思う。私もそうだから、ビアンバーに行くと落ちつくんです(笑)。
…次回は<男性恐怖症の喪女が官能女子になった秘密>をお送りします
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Text/アルテイシア
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