目の前のチンポに固執すると新規を逃す!

 建築職人とは、その後も定期的に会ってセックスをする仲になりました。
週末の昼間、クルマで迎えに来てもらい、ランチを食べた足でそのままラブホへ。フリータイムを利用してセックスを堪能した後、夕方くらいに家まで送ってもらい解散というのがお決まりのコースでした。

 このまま、半永久的に続くかと思われた建築職人とのセックスライフですが、終わりは突然やってくるものですね。きっかけは、建築職人からの電話でした。
  「もしもし、ミカコちゃんの家ってK駅の北口側だったよね?」という問いに、「うん、そうだよ」と答える筆者。
ここまでは良かったのですが、次の瞬間、建築職人の口からクソみたいな発言が飛び出したのです。

「K駅の北口にオープンしたオッパイパブに行きたいから場所教えて!」

 アタシが知るかっ! いや、実はオッパイパブの場所は知っていたのですが、そういう問題じゃないでしょ。そりゃ確かにアタシは、建築職人のカノジョではありません。週末に会ってラブホのフリータイムでセックスするだけの関係です。
でもね、いかにセックスフレンドといえども、そういうこと言われると、女性側が不快な気持ちになるってことが想像できなかったのでしょうか。

 悲しいかな、この建築職人のようなデリカシーのない男性は少なからず存在します。
さすがにオッパイパブの場所を聞く男性は稀なケースでしょうが、平然と他の女性の話題を出され、嫌な気分にさせられた女性もいるでしょう。そういったシーンに遭遇した際、どのような態度をとるのが正解なのでしょうか? 

 この時の筆者は、建築職人とのセックスフレンド関係を解消するという選択肢をセレクトしました。オッパイが揉みたけりゃ北口のオッパイパブに行ってくれ。建築職人が、筆者以外のオッパイでも良いように、筆者だって建築職人以外のチンポで良いのです。この決断が出来るか出来ないかは、とっても重要なセックス淑女スキル!

  「新規の男性が現れる保証もないから」という理由で、目の前のチンポにしがみついてしまうのは非常に危険です。あなたを、「重いオンナ」にしてしまいます。相手男性も、デリカシーのない発言を繰り返すでしょうし。
そのたびに不快な思いをするよりも、新規男性の登場に期待しましょう。

Text/菊池美佳子

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