危険なシチュエーションに興奮!
胸元に違和感を覚え、目を開けると、隣でぐぅぐぅイビキをかいていた男性が、筆者の胸を揉んでいるではありませんか! まさかの展開です。
さて、筆者がどうしたかと申しますと……されるがままでした(笑)。
本来の筆者は、セックスには万全の体調で臨みたいタイプ! この時のように、疲労や酔いがマックスの状態でセックスするのは不本意! しかし、男性の愛撫テクニックがかなりハイレベルだったため、「まぁ、いいや」という気持ちになり、流れに身を任せておりました。
やがて男性はパンツをおろし、筆者に覆い被さってきたのですが、ふと我に返りました。
上級愛撫テクニックで、すっかりふぬけ状態になっていましたが、よく考えたら同じ室内で第三者が寝ているのです。しかも、2階からは大島だ、まゆゆだ、さしこだと、賑やかな声が漏れ聞こえてきます。ソファの人物が目を覚ましたり、2階の誰かが降りてきたらとんでもないことに……!
「ソファに人がいる(からやめておこう)よ」
筆者は愛撫テクニシャンに耳打ちしました。しかし、おかまいなしに彼は腰を振り続けます。
愛撫テクニシャンは、ピストンテクニシャンでもあったようです。疲労も酔いもどこかへ吹っ飛んでいきました。
慢性疲労にお悩みのキャリアウーマン各位には、マッサージよりもサプリメントよりも、セックスをオススメします! セックスは、疲労回復の特効薬です。
幸い、ソファ男性が起きることもなく、2階から誰かが降りてくることもありませんでした。セックスの神様、どうもありがとう!
「やっぱり私はセックスの神様に守られているんだわ!」と自惚れつつ、始発で帰路に就いた筆者。
しかし数時間後、ホームパーティーを催した主からの「ソファで寝ていた男性が、(セックスの様子を)見たし聞いたって言っていたわよ」というLINEで、セックスの神様に愛想を尽かされたことを知ったのでした。おしまい。