脚ピンオナニーでないとイケない女性たち
周りの女友達からのセックスに関する相談でよくあるのが、オナニーではイケるけどセックスではイケないというもの。
そういう女性に共通しているのが、クリトリスではイケるけど膣内は感じないこと。
そしてもう一つは、両脚をピンッと突っ張ってオナニーしているということです。
何度かこのコラム内でもお話していますが、太ももやお尻の筋肉をセックス中に上手に使うことは、膣周りの血流をよくしたり、クリトリスの興奮を促したりするので、オーガズムを迎えやすくします。
そう考えると、太ももやお尻の筋肉を使って脚ピンをすることは、セックスで快感を得るために有効な方法かもしれません。
でもクリトリスオナニーは脚ピンした状態でも簡単にできるけど、セックスで合体する時にはなかなか脚ピンしにくいですよね。
今回は、そんな脚ピンさんでもセックスでイキやすくなる方法を紹介します。
脚ピンでもイケる体位3つ
どの体位でも最初から脚ピンした状態では挿入するのは難しいですよね。
でも、普通の体位から少しずつお互いの体をスライドさせていくことで脚ピンできる体位へ変えることができます。
1. 正常位
① まず通常通り脚を開いた状態で合体したら、脚が宙に浮いた状態から足の裏をベッドにつけます。
② 次に両脚を伸ばします。この段階では男性の両脚はまだ女性の脚の間にあります。
③ ここから女性が脚を閉じていき、それと同時に男性には脚を開いてもらうと、“しめ小股”という体位になります。
この体位だと脚ピンできて、クリトリス周辺を男性の恥骨が圧迫するのでクリ派の人にぴったりだと思います。
通常の正常位よりも膣内のGスポット側に圧がかかりやすいので膣内での快感を得るきっかけにもなるかもしれません。
2. 寝バック
脚を伸ばせる寝バックがいいですね。
少しずつ脚を閉じて最終的に脚ピン状態にします。
ただし寝バックだとクリトリスへの刺激がないので、自分でいじるか、男性に触ってもらうのがいいと思います。
3. 女性上位の体位
仰向けになった男性にまたがり上半身同士をくっつけたら、またがっている脚を少しずつ閉じて脚ピン状態に近づけていきます。
爪先をベッドにつけて手と爪先の力で男性の上をスライドして自分でピストンすることもできます。
これだと速いピストンはできないので、気持ちよくなってきたら男性に下から動いてもらうといいです。
この体位だと、体が反るくらい思いっきり脚ピンしても大丈夫ですし、自分で触らなくてもクリトリス付近が圧迫されて気持ちよくなってくると思います。
脚を開放してイケる体位を増やす方法
脚ピン以外の体位でイキたい人は、まず脚ピンをしている時にどこの筋肉を使っているのか一度確認してみてください。
主にお尻の筋肉、太ももの筋肉。
爪先までピンと伸ばす人はふくらはぎの筋肉も使っているかもしれません。
時間はかかるかもしれませんが、少しずつ力を抜く努力をしてみるといいと思います。
脚ピンオナニーや脚ピンセックス中に少しずつ力を抜いてみましょう。
まずはふくらはぎから。爪先を開放できるようになったらつぎは太もも。
最終的には太ももの力を抜いてお尻の力だけにしてみましょう。
太ももの力を抜いても感度が下がらないところまできたら上の三つの体位以外でも、クリトリスが圧迫されるような体位や、クリトリスを手で刺激しやすい体位でイケるようになってくると思います。
すぐに改善できるものではないと思いますが、やってみる価値はありそうです。
脚ピンしなくてもイケるように感度を上げる方法
お尻や太ももの筋肉を使うと骨盤底筋に衝撃を起こしてオーガズムを迎えやすくなるとはいえ、あくまで骨盤底筋のサポート役。
まずは骨盤底筋を鍛えてみましょう。
そうすればお尻や太ももの筋肉を緊張させなくてもイケるようになると思います。
骨盤底筋を鍛えると、膣内の感度も上がるので、クリトリスへの刺激がなくても中イキできようになるかもしれません。
骨盤底筋のトレーニング方法は以前「セックスが最高に気持ちよくなる初級者向け膣トレ」にも書きましたが“ケーゲル体操”や“膣トレ”。
毎日少しずつ鍛えてみましょう!
次回は、「セックスしたい男性を確実に落とす方法」をお届けします。
Text/Betsy