基本的に、セックスは上手くなくていいと思っていますが、やっぱり上手いって思われたい人もいると思うし、自信の無さゆえにセックスを楽しめないのなら一つくらい自信が持てるテクニックを持っておきたいという人もいるでしょう。
でもフェラや手コキだともしかしてプロ? と勘違いされるかもしれないし、騎乗位も痴女っぽくて堂々とできない、そんなあなたには座位をおすすめします。
座位は密着感を味わえる、女性に人気の体位ですが、やり方によっては相手の弱点をピンポイントで狙うこともできてしかも騎乗位よりもしんどくない、ぴったりハマれば同時イキも可能な体位です。
対面座位って?
今週は対面座位です。対面座位のポイントは、腰を密着させることと、体を安定させて腰の振り幅を一定にし、リズミカルに動くことです。胡坐をかいた状態の男性に跨って挿入し、体が安定するポジションを見つけたらそこがスタート地点です。
難易度と男性への刺激の強さを★の数で表してみたので簡単なものからやってみましょう。
①上下に動かす
難易度★☆☆☆☆
刺激の強さ★★☆☆☆
体を上下に動かすだけの一番簡単な座位です。膝をついてぺたんと座った状態から始めると楽にできます。
男性側からすると刺激はあまり強くないですが、女性からすると膣全体がほどよく擦られて、腰を落とした時には奥へと振動が伝わります。体力を温存しながら確実に高まることができるので、まだイって欲しくない時に便利な動きです。ゆっくり動いてもお互いに気持ちよくないので、素早く動きます。
自分への刺激を強くしたい時は、抜く時に膣を締めてカリに膣をえぐられるように意識し、男性への刺激を強くしたい時には、膝を立てて膣の一番締まるところで亀頭を狙って擦るようにします。上下する位置が高くなるので太ももは疲れます。
②前へ動かす
難易度★★☆☆☆
刺激の強さ★★☆☆☆
膝をついて体が安定するポジションになったら、そこから前へ向かって骨盤を振ります。相手にクリトリスを擦り付けるようにリズミカルに腰を振ることで、膣の前側の壁がちんこで圧迫され、亀頭で膣の中をコネコネできるのが最高です。首に手を回して絡みつき、思いっきり密着できるので気持ちよさに没頭できるのもいいですよね。手を骨折している人とセックスする時には、正常位ができなかったのでいつもこの体位で同時フィニッシュしていました。
男性への刺激を強くしたい時は、膝を立てて振り幅を大きくするといいです。膝を立てると振り幅が乱れがちですが、できるだけ挿入が浅くならないようにして、ちんこを圧迫して揺らします。
③後ろに手をつき斜め上へ
難易度★★★★☆
刺激の強さ★★★★★
膝を立てて両手を後ろにつき、その状態から骨盤を斜め前に振ります。股間を相手のお腹に擦り付けるようなイメージです。膣とちんこに角度がつくので①②に比べて刺激が強い体位ですが、腰を前に振りきった時にちょうど膣の一番締まるところが裏筋を擦るようにすると刺激は最強です。
男性側への刺激がめちゃくちゃ強い割に、こちらはそこまで気持ちよくないので余裕を見せたい時のオラオラ系体位です。
④後ろへ動かす
難易度★★★★☆
刺激の強さ★★★☆☆
これは座位の応用編です。③ほどの刺激はありませんが、予想外の刺激になると思います。
膝を立てて相手の肩につかまり体を安定させたら、後ろに腰を振ります。②が骨盤を振るのに対して、これは骨盤を振らずに腰を後ろにスライドする感じです。ちんこの上面へマイルドな刺激を与えます。スライドさせすぎると抜けるので、亀頭が膣から抜けない程度にゆっくりやるといいと思います。
対面座位のコツまとめ
対面座位だけでも、かなりバリエーションがありますよね。
膝をついて①→②→膝を立てて②→①→④→②→③、というように、刺激を変化させながら自分と相手の好みの動きを探してみてください。
Text/Betsy
初出:2018.02.22