前回の「愛され痴女に学ぶ!さくっと脱力系でセックスレスをぶっ飛ばす」もあわせてご覧ください。
第12回:クリトリス・膣口・小陰唇・処女膜…
女性器のこと、ちゃんと知ってますか?
「自分のアソコを見たことがない」という女性は意外と多いもの。
そういう女性は「どこをどう触れば気持ちいいか」もよくわかっていなかったりします。
それで「セックスでイケないんです…」と悩んだところで、イケなくて当り前。自分がわかってないことは、他人に伝えようがないから。
愛され痴女の合い言葉は「イカされるんじゃなく、イク」
「気持ちよくしてもらおう」と他人まかせにせず、自分の体を理解して、最高のオーガズムを手に入れましょう!
鏡の前でオナニーしよう!女性器の正しい知識
まずは、女性器についておさらい。
クリトリス(陰核)は、小陰唇の上の合わせ目にあります。
普段は包皮に包まれて隠れてますが、感じると充血してプクッと膨らみ、本体が現れます。
小陰唇は膣を守るフタの役割をしていて、普段はピタッと閉じてます。
これも感じると充血してふっくらと膨らみ、そっと左右に開きます。まさに花びらですね(見た目はローストビーフみたいだけど)
女性は十分に感じることで、膣口(膣の入り口)がそっと開き、膣内が潤い、指やペニスを迎える準備が整います。
お迎えモードになる前に指やペニスを挿入しても、痛いだけ。
一度、鏡の前でオナニーして「自分がお迎えモードになっている状態」を確認してみてください。
また、処女膜について誤解している人は多く、「膣の奥にある膜」と思われがちですが、実際は「膣の入り口近くにあるひだ」(ひだ状の粘膜)
よって「長い棒に貫かれて破れる」んじゃなく「太い棒が入ることで裂ける(粘膜が損傷する)」んですね。
ペニスの太さにも個人差があるし、処女膜の厚さにも個人差があるため、挿入してもさほど損傷せず、出血しない場合も多い。にもかかわらず、「彼女が初体験で出血しなかった、処女じゃないのか?」と疑う男性もいます。
処女の読者から「オナニーしてたら血が出ました、私はもう処女じゃないんでしょうか?」とメールをもらったこともあります。いや、粘膜の損傷で処女・非処女が決まるわけじゃないから。
そもそも「処女膜」という名前がよくないのでしょう。
江戸時代に杉田玄白が名づけたそうですが、玄白センスねえな。「膣ひだ」とかシンプルな名前にしておけば、ややこしくなかったのに。
南方仁先生には、医療の歴史を変えるついでに、処女膜の名前も変えてきてほしかったわ…