前回の「私のアソコは変?『三十代処女コンプレックス』を手放して愛され痴女に!」もあわせてご覧ください。
第10回:ヤル気=エロスは自分で育てるもの!
女友達から「いいなあ、アルはヤル気満々で」とよく言われます。
たしかに私はヤル気満々。
エレベーターの中とかで「ああ、セックスしたい…」と独り言を呟き、
「やべえ、防犯カメラに映ってる?!」とハッとします。
そんな性欲旺盛な私は言いたい。
エロスは自分で育てるものだ、と。
「ヤル気満々でいいな~」と言う女友達の話を聞いていると、たいてい受け身です。
「男の方からエロく迫ってきてくれたら、ヤル気になるのに…」という考え方。
しかしこの草食王国において、やる気スイッチを入れてくれる、明光義塾の講師のような男性は少ない。
そもそもモンゴロイドは性欲が少なめだと言われています。
たしかにラテン系の男女と話していると「エロスの含有量が違うわ…」と感じる。
我々モンゴロイドはほっておくとエロスがどんどん枯れていき「自分の人生にセックスなど必要ない」という状態になりがちなのでしょう。
本気で必要ないならいいのです。
でも「このまま枯れるのもイヤかも、もっとエロを楽しみたい」という想いがあるなら、みずからエロスを育てましょう。
自分の「ヤル気スイッチ」を把握しよう
夫婦の6割がセックスレスだという我が国。
友人の産科医・宋美玄さん(『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』著者)の元にもセックスレスの相談にくる患者さんが多いそう。
拙書『エロ戦記』の対談でこんな会話を交わしました。
宋: 「『子供は欲しいけどセックスする気にならない』って相談に来る女性は多いよ」
アル:「四の五の言わずやりゃいいのにねえ」
宋 : 「医師として『四の五の言わずにやれ』とは言えないので(笑)、『まずはレディコミを一冊買って、最初から最後まで読んでください。それでちょっとでもムラッときたシーンがあったら教えてください』と言う」
アル:「えっ、そんな基礎から指導?九々で言ったら一の段やん」
宋: 「いんいちがいち。でも実際、自分が興奮するジャンルもわからない人が多いのよ。
『まずは興奮するジャンルを見つけて、それをオカズにマスターベーションしていきましょう』と指導する」
このように、自分のヤル気スイッチを把握していない女性も多いそう。
女性は袋に精液がたまって自然とやりたくなる仕組みではありません。
みずからエロスを補給して、枯れないように育てなければならない。
私も日々エロいオカズに触れて、エロスの補給に励んでいます。
(職業柄、エロスが尽きるのは死活問題なので)
それでオナニーすればオーガズム力も上がり、セックスの満足度も上がり、セックスへのモチベーションもさらに上がる。
ヤル気不足に悩む方は、まずは好みのオカズを探すことから初めてみてください。