エロい声がオカズになる…?

 とはいえ、オカズの好みは千差万別。
私はAVのリアル映像よりも、官能小説やエロ漫画を好んで使います。

 が、官能小説も何十冊も読んでいると、似たような描写が多くて飽きてくる。
エロ漫画もぐっとくる作品にはなかなか出会えない。

 レディコミとか「私が中学の頃から進化していないのでは?」と思うほど、古臭い作品が多い。
読者の投稿体験も『激しいピストンでアクメに突入』といった文章で「おじいさんのライターが書いているのか?」と思ってしまう。

 …と文句を言う私は、色んなオカズを試すうちに舌が肥えてしまったのでしょう。
「そんなワイを満足させるオカズはねえが~!」と彷徨った果てに辿りついたのは、なぜかBL(ボーイズラブ)のCDでした。

 私はゲームの仕事もしているのですが、それで声優さんのボイスをいっぱい試聴する機会があり、「こ、これだ…!」と眉間からイナズマが走りました。

 声優さんのエロい声に「やばい、超萌える…ぐっとくる…!」とエロスが発動したのです。

  それでBLCDを使い始めたのですが、仲良しの腐女子から「基本、腐女子はエロじゃなく萌え目的だから、オカズにはしませんよ」と言われました。
腐女子にすれば「この痴女め、私たちの聖域を汚すな」と腹が立つかもしれません。
しかしこの老いぼれ痴女も、出自はオタク。

 十代の頃から、リアルよりも二次元の男に夢中でした。
スラムダンクの花道に萌えて「安西先生、セックスがしたいです…!」と高ぶっていた。
(ちなみに当時、萌えや腐女子という言葉は存在しなかった)

 よって三十路になっても、声優さんの声を聞きながら「銀魂の高杉に変態プレイされてる自分」を妄想するのが一番ぐっとくるのでしょう。

 ヤル気と集中力を高めるには、好みのオカズを見つけるのがベスト。
そのために「十代の頃、自分はどんなジャンルに萌えていたか?」と起源を辿るのもオススメです。
ちなみに編集さんに「今はBLCDをオカズにしてます」と話したら「未知のジャンルすぎて爆笑しました(^O^)/」と返されました。えっ、爆笑…?

 でも、いい声ってソソられるし、癒されますよ。
それにヘッドフォンで聞きながら、目を閉じて両手があいた状態でオナニーできるし。
それだと妄想にどっぷり浸れるうえ、グッズとかも使いやすい。

「声優さんがフェラされて喘ぐ声」とか聞くと「フェラがしたい!こんな声を出させたい…!」とメラメラするので、痴女精神を育むのにももってこい。
興味のある方は、ネットで試聴してみてくださいね♪

 皆さんが、マイ・ベスト・オカズに巡り合えますように―――(合掌)

 では次回「愛され痴女はセックスレスなどぶっ飛ばす!」もお楽しみに~

Text/アルテイシア

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