「セックス好き=アナルプレイも好き」という勘違い
しかし困ったことに、セックスが好きと言うと、ノーマルプレイ以外も嗜むと思われることがあります。
「セックスが好きなんだね? じゃあアナルもオッケーでしょ!」と、当たり前のように求められ、困惑した経験が何度かありました。
「いえ、アナルは嗜みません」というこちらの主張を納得してくれればノープロブレムなのですが、
中には「セックスが好きならアナルプレイも必ず好きになれるはず!」と、謎の持論を押しつけようとする男性も存在するので困ったものです。
そして、筆者のアナルに魔の手が忍び寄ったのが、4年前の春でした。
とある男性とのドライブデート中、話題が下ネタになった時のことです。
筆者がA子から聞いたアナルエピソードを語ったところ、彼は、「キミの友達は相手が悪かったのだ。熟練のアナル開発人に委ねれば、必ずやアナルでの快感に目覚める!」と反論しました。
そして彼は、我こそが熟練のアナル開発人であると宣言しました。
この時点でかなり嫌な予感がしたのですが、ドライブ後セックスに至った際……
案の定彼は、後背位にかこつけて、筆者のアナルに人差し指をねじ込んできたのです。コラーッ!
「ほらね、痛くないでしょ」と誇らしげに指を出し入れさせる彼。
確かに、痛くはなかったのですが、決して気持ち良いわけではないというのが正直な感想でした。
何よりも、彼の指に「茶色いおみやげ」が付着してしまうのではないかと思うと、せっかく膣にペニスが入っているというのに、快感に集中ができないのです。
筆者は、膣での快感に集中したい旨を説明し、なんとか指を抜いてもらいました。
上記の自称・熟練のアナル開発人以降も、何度かアナル危機に見舞われましたが、いかに相手が超絶イケメンであろうとも、丁重にお断りしてきています。